ノーナ拐われる!
その時その時ドカーーーーンドカーーーーンと地鳴りと轟音が轟く。
「どうしたどうした!?」
「大変ですシャンティの軍隊が襲撃を仕掛けて来ました!」
「なんだって!?」
トーマが戦慄する。
その証拠に街が戦火に煽られている。
「執事長の言った事がそのまま当たってる…!」
「とにかくとにかく反撃だ急げ急げ!!」
そしてスイーツ軍も編成され迎撃を開始する。
「チーフ!弾が届きません!!」
「なんだって……ぐあぁ!!」
向こうの弾の方が精度が良く次々とこちら側が損壊されていく。
キュルキュル……プスン…。
とあるスイーツ王国製の戦車が動かなくなる。
「おいどうしたどうした!?」
「バッテリーが切れてます!」
その時に流れ弾が。
「うわああああぁ!!」
ぶっ飛ばされていく兵士達。
「狼狽えてはなりませんわわわわ私達にはちちちチイチイ女神がついておおおられますのよ!」
肝心のミントはブルブル震え、なんとも頼りない叱咤のかけ方をしていた。
(ミルキーお兄様はなにしていらっしゃるの!?)
その時ミルキーはと言うと。
「戦ってくださいミルキー王子!」
「うわああぁ僕は食べ物に囲まれてなきゃ戦えないんだよぉ〜!」
まりりんから引っ張られるのを抵抗していた。
ドカーーーンドカーーーーン!!シャンティ側は次々と弾を撃ち込むがスイーツ側は不発に終わったり動かなくなったりでポンコツ兵器ばかりで結局呆気なく街は半壊されてしまった。
「やめてください!ベルゼブブアターーーーック!!」
ノーナがカースマルツの双子を狙って攻撃をぶち込む。
マルツはノーナの攻撃を片手で受け止める。
「ふふふ最初からそう従えば良いのよ。総員攻撃やめ!!」
マルツは手を挙げて攻撃をやめさせる。
そしてシャンティの奇襲はようやく止んだ。
「そんな…ノーナちゃんが…!」
呆然と悔しがるシュカシュカをトーマが彼女の肩に手を置く。
「くそうノーナが…!」
「それよりもあの圧倒的な戦闘力…スイーツ国では歯が立たない…」
とケタルに雪兎。
一方住民は「疫病神はあのノーナだったか!」
「全くよね、おかげで大変な目に遭ったよ!」
男女ともノーナに陰口を浴びせてきた。
「そんな事言わないでください!」
そこでシエリが。
「ノーナちゃんはメイド隊にいて一生懸命に私達を救ってくれました!」
「そうですそうです!」
その後にタツハが。
しかし人々は納得しない。
「しかししかし、死んだ人は帰ってこないんだぞ!!」
「そうだそうだ!」
そこで「喝ーーーーっ!!」とある大男が地面に拳を叩きつけてマグマを噴出させた。
「なんだなんだ!?」
と人々。
そしてそして地面を叩きつけたその男は一人のロリっ子を肩に担ぎ、名乗った。
「吾輩はガス・パチョ!仲間割れするよりノーナ嬢の救出が先であろう!」
「そうよ!そして私はラーナ!」
ガスパチョの肩に乗っている少女ラーナは立ち上がり住民達を見下ろしこう言った。
「なんだあの大男見た事ないぞ?」
「そしてあの女の子も…何者なんだあいつら??」
人々は戸惑う。
「ガスパチョ、ラーナがいるって事はひょっとしてひょっとして?」
明日香がキョロキョロする。
すると街に影が覆う。
「なんだあれは!?飛行機か?」
「UFOか!?」
と驚く。
するとチイチイは「あれはカヌレ隊の飛空挺や!」と叫んだ。
その飛空挺の扉から豆粒ほどの人影が現れる。
「ミーちゃん!!」
チイチイが手を振る。
「おうチイチイ、みんなも久しぶりやなあ!!」
ミーちゃんも手を振りかえした。
カヌレ隊が増援に来てくれた。
カヌレ隊の増援という事で改めてスイーツ城で会議が開かれる。
ーーー
「見ての通り、スイーツ王国はシャンティ王国にはまるで歯が立たなんだ。そこでカヌレ隊の力が必要なんや!」
チイチイが頭を下げる。
「せやな。ウチもチイチイの従姉妹としてスイーツ国の危機には黙っていられひん」
「それだけじゃありません。ノーナちゃんも捕えられています」とタツハ。
「そうやね。ノーナちゃんも救出しやんといかんな」
「でもそうしたらまたアイツら襲ってきますよ!」とフット。
「その時はこちらも迎え撃つまでだ。のうラーナ嬢!」
「そうですわ。私達が見事撃退してみせます!」
ガスとラーナがこう息巻く。




