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魔の手迫り来る…!

シュカシュカに影が覆い被さった。


「どうしたのノーナちゃん…?しかもそんな格好で」

シュカシュカはノーナの姿に驚く。


「寂しいんですシュカシュカ先輩私を慰めて」


ノーナは人肌恋しさをシュカシュカに求めた。


「…………良いわノーナ…」

ノーナが攻めまくりシュカシュカが刺激に震える。


「そんなに寂しいのか?ならば我々も慰めてやろう」

と女の声がしたかと思うとノーナは突然羽交い締めにされる。


「え…そんな嘘でしょ!?」とシュカシュカ。

驚きのあまり絶望色に染まる。


なんとノーナの背後にはカースとマルツが。


「は…離して…」

ノーナは振り解こうと抵抗するが振り解けない。

ガブリッとそこでノーナはカースの指を噛んだ。


「痛い!くそう!」

カースはノーナをぶん投げる。


ガシャン!ノーナは打ち付けられる。


「ノーナちゃん大丈夫!?」

「ケホケホ…!」

首を圧迫されて咳き込むノーナにシュカシュカが駆け寄る。


「ふふふノーナ我々からは逃げられない!」

カースの魔の手が伸びる。


「やめなさいロザリオアターーーーック!!」

シュカシュカはロザリオアタックで抵抗。


「くそっ!」カースは後ずさる。


「逃げましょノーナちゃん!」

シュカシュカがノーナの手を掴む。


「逃すか!」その刹那マルツがナイフを投げる。


「あぐっ!」

それはシュカシュカの肩にぶっ刺さった。

「大丈夫ですかシュカシュカ先輩!?」


ノーナがシュカシュカを抱き寄せる。


「無駄な抵抗はやめろノーナはこっちに来るんだ!」

「可愛がってあげるわ」

カースマルツが不気味な笑みで寄ってくる。


「だ、誰か助けてーーーっ!!」

ノーナは叫んだ。


タタタタ…!ノーナの叫びに駆けつけ颯爽と一人の執事が現れた。


その執事はカースマルツとノーシュカの間に割り込む。


それは輝く長い銀髪を蓄えた美剣士ノフィンだった。


ノフィンはレイピアをカースマルツに向ける。


「二人の可愛いレディに何しようとしてたんだい?」

ノフィンは二人を睨む。


「くっ逃げるぞマルツ!」

「そうねカース!覚えてなさい!」

カースマルツはガラスを割って部屋から飛び降りる。


「3階からっ!?くっ!!」

ノフィンは窓際に駆け出し地上を覗き込む。


カースマルツはそれぞれ専用の馬に乗りスイーツ城から逃げ出した。


「ふう、レディが傷付かなくてよかった…」

いや気にするとこそこじゃない。


「執事長!どうしてカースマルツを逃すんですか!」

「だって二人とも女の子だからさ…」

シュカシュカが鋭い剣幕でノフィンを怒鳴る。


ノーナはカースマルツの突然の乱入にブルブルと身を震わせていた。


翌日、シュカシュカがつきっきりで怯えるノーナを安心させる。


「大丈夫ですよノーナさんは私達で守ってあげますから!」

「ぶるぶる………」

ノーナは何としても守り抜かなければ。


シュカシュカは尚一層ノーナの手を強く握った。

ノーナはその強み、暖かみに安心感を覚えるのだった。


なおシュカシュカの肩はのぞのぞが手当てしてあげた。


しかし右肩、利き腕なので暫く作業は出来ないようだ。


「ごめんなさいシュカシュカ先輩…」

「良いのですよ貴女が無事でいてくれれば」


そしてノーシュカの隣にはトーマが腕を組んでいる。


「カースマルツか…厄介な相手とはよく聞くがここまでとは…」


「私も突然忍び寄るとは思いませんでした」


その後カマンが言う。

「甘いわねシャンティ王国は精鋭の特殊部隊も育てられているって言うわ。カースマルツがそこにいてもなんの違和感も無いでしょ?」

「確かに…」

トーマも薄々納得する。


「スイーツ城の警備は固めたけどすぐにカースマルツは警備などぶち破ってやってくるだろう。下手したら都市を攻撃「執事長!下手な事を言わないでください!」


ノフィンが言おうとするとシュカシュカが思いきり怒鳴る。


ノーナは尚一層ブルブルして泣き出す。

「怖いよう怖いよう……」

「大丈夫ですからねノーナちゃん!」

シュカシュカはノーナを宥めまくる。


(さっきから僕怒られっぱなしだろ?)

ノフィンは顔を彼らから反らして影で泣いた。


「安心しろ、攻めてくるなんて事はない。大船に乗った気持ちでいろ!」

ケタルが一生懸命にノーナを励ます。


「うん…」ノーナは珍しくしおらしく素直に返事した。


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