表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/71

母は強し

潜水艦に魚雷を備えて出陣するメイド隊員。

そんな時そんな時チイチイ母とノーシュカが立ちはだかった。


「なんやおかんっ!」

「なんやなんやっ!」

チイチイ姉弟が通せんぼする3人にイチャモンをつける。


「貴方達がするべきなのはマリンベルランドの殲滅せんめつより海の中の掃除です!馬鹿な事はやめなさいっ!」

チイチイ母は毅然と立ち向かう。


「ウチの弟は人魚に酷い目に遭わされたんや邪魔をするなっ!!」

「邪魔するな邪魔するな!!」

チイチイ姉弟はなおも騒ぐ。


「お願いです!!気持ちはわかるけど滅ぼすのはやめてください!!」

「セイレーンさんも事情があったんです!ゴミを沢山投げてくるから許せなかっただけなんです!!」

ノーシュカは負けじと訴える。


「ウチらをあんさんらはそうやって悪者にするんか……?」

「ワイが間違っとると言うんか………?」

姉弟がグズりだす。


(不味いぞ不味いぞチイチイ姉弟を怒らせたら不味いぞ!)とトーマ達は思った。


「奥様!チイチイ達は海の事故を無くす為に言ってるんです!そうしないと事故はますます増えてしまいますよ!」

そしてトーマはそう説得する。


「でも無駄な命の殺生せっしょうは私が許しません!」

チイチイ母が構えを取る。


「殺生や無いわあーーーーーっ!!」

「正義やーーーーーーーっ!!」

チイチイ姉弟は暴走しだした。


「う……うわーーーーっ!!」

「きゃーーーーっ!!」

トーマを含めメイド、執事隊員が巻き添えになる。


チイチイ姉弟の闘気は大災害になり竜巻などがその場で起こる。


その竜巻からは稲光いなびかりが発生し黒い雲が沸き立つ。


髪や身につけた衣類が踊り狂いノーシュカは風から身を守り踏ん張るだけで精一杯となる。


「こ、怖いよシュカシュカ先輩……」

「ノーナちゃん最後まで怯んではいけませんっ言ってたじゃないですかセイレーンちゃんを守りたいとっ!」


怖がるノーナに発破をかけるシュカシュカ。

しかしこの災害の前ではそれも無意味。


そんな時ノーシュカに柔らかな空気が覆い嵐の抵抗を感じなくなる。


「大丈夫です私が生けとし生ける者の命を守ります!」

チイチイ母がバリアを目の前に貼った。


チイチイ母はチイチイ姉弟が起こす災害をものともせず確実に近づく。


「「うわあーーー寄るな寄るなーーーっ!!」」

チイチイ姉弟が強力な闘気を大放出するがチイチイ母はそれを無効化。


ついでにチイチイ姉弟をゲンコツしてその場を収めた。


「痛っ!!」

「聞かん子はこうですからねっ!」

チイチイ母は頭を抑えてもがくチイチイ姉弟を叱った。


「流石はチイチイのお母さん…」

ノーシュカは思った。


そしてそして魚雷は撤収され潜水艦にはバキュームカーが取り付けられた。


それはゴミを吸引するものだが魚など生き物は吸い取らないように出来ている。


それは人間が捨てたものだけを吸い取る滅茶苦茶ハイテクな(都合のいい)機械だ。


なお海も吸い取る事は無いので実にクリーンなバキュームカーだ。


グイイイイン!!そしてそして人間の捨てたゴミが次々と吸引されていく。


そしてそしてノーシュカは人魚達にお礼を言われる。


「ありがとうございます!これでマリンベルランドも元の綺麗な街になりました!」

「いえいえどうって事無いです皆さんがこれからも元気でいられるなら!」

「そうだそうだ!暫くここを見て回ってください!貴方がたは英雄です精一杯おもてなしします!」


トーマ達は人魚達に歓迎されながら潜水艦を遊泳した。

マリンベルランド。海底にある街だが陸では見られない個性的な建築物、巨大な珊瑚や貝殻を建物代わりにして人魚が住んでいた。


「綺麗な人魚がいっぱいいるなー」

「どこに目を向けてんのよ!」

感心するトーマに対し明日香がSiriをつねり制裁する。


「綺麗ですねー♪」

「これは見逃せません写メ撮りましょう♪」

それを見たメイド隊員達もこれは残しておかないとと写メを撮りまくる。


暫く遊泳を楽しんだ後いよいよ戻らないといけない。


「お別れなんて寂しいですわ…」

「充分に楽しめました」

潜水艦は陸上へ引き換えそうとする。

「ちょっと待ってください!」セイレーンがこうトーマ達に声をかけ街へ泳いで行く。


やがて綺麗な装飾品を持ってきた。

「せめてこれを私と思って大切にしてください」

ノーナ達はそれぞれを渡される。

「綺麗♪」「ありがとうございます♪」


そしてそして素敵な思い出を残しトーマ達は陸へ上がった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ