ノーナの海水浴
海水浴の季節。
書いてる時期は冬だけどここでは夏。
ノーナ達はスイーツ城の行事の一環で海水浴に行く事になった。
「うわあい海だ!水着だ!海水浴だー!」
「本当にお子様ね〜」
ナリ坊がはしゃぎ横からヤジるポーネ。
「まあまあここんとこあまり遊びに行く事も出来ひんかったからな。こうしてバカンスするんも良いもんや」
チイチイは日傘に寛ぎココナッツをストローで飲みながら言う。
「うっひょー水着のお姉さんがいっぱいいる♪」
「なに鼻の下伸ばしてるのよお兄ちゃん」
そっちもまたと言ったかんじでフットにサリーナが突っ込む構図が出来てる。
また悩殺ビキニで決めてるあっちの隊員は広瀬明日香。
「うふふ見てる見てる私ってやっぱり魅力的♪」
男子達が鼻血垂らしながらの視線を浴びたり彼女につままれて痛がる男を尻目に一人悦に入っている。
「それに引き換えのぞのぞは地味ねー」
「貴女とは違うんですよ明日香さん…」
逆にのぞのぞはフィットネス水着と言ったあまり人目につかない恰好。
それぞれ隊員の中にも水着の着こなしに個性が出ている。
琴奈んはフリルビキニと言ってセクシーさと言うより可愛らしさに重点を置いている。
「琴奈ん先輩可愛いですねー」
「あらくるみんの露出を抑えたワンピース水着も奥ゆかしさがあって素敵よ」
琴奈とくるみんは優雅に褒め合う。
「わー素敵な貝、持って帰りましょうかね?」
「本当ですねー海にこんな貝が落ちてるのなんか神秘的ですねー」
シュカシュカとノーナは子供らしく砂浜に落ちている貝に目を奪われたりした。
とある砂浜から離れたある場所。
何人かの不良がゴミなどを投げ入れたりして遊んでいた。
「ヒャッハーここだと酒瓶投げ入れても誰も文句言って来ないからバカ騒ぎするのに最適だぜー♪」
「ホラホラお前も踊れよー」
そう言って不良はチイチイ弟を蹴る。
「ぐすんぐすん…」
チイチイ弟は砂浜に手を突き泣きそうになる。
「泣くのか?泣くのか?良いぜ泣けよいつもみたいに姉ちゃん助けて〜て叫べよ」
「ひゃっはっはっは!」
不良達は泣きかけるチイチイ弟を揶揄って笑う。
そんな時「やめなさいっ!」と女性の甲高い声がした。
「誰だ誰だお前は!?」
「私はセイレーン弱い者いじめはやめなさい!」
だが不良は更に下品に笑った。
「好みだぜぇ俺の、人魚と言うのも悪くねえな♪」
なんとその少女は人魚だった。
上半身は半裸の少女で下半身は魚の尾ビレ。
それはそれは一部の男の性癖にどハマりするのだ。
チイチイ弟は「悪い事は言わんから姉ちゃんはチイチイ姉ちゃんに助けを呼んできて…」とセイレーンに言う。
「坊やそんな周りくどい事しなくても私が貴方を助けてあげるわ尾ビレアターーーック!!」
セイレーンは海から飛び上がり強烈な尾ビレアタックを不良達にかましにめがけた。
ビターーーン!!
しかしセイレーンは避けられて地べたに這いつくばってしまう。
「「そりゃー襲ったれーー!!」」
「きゃあああぁ助けてえぇ!!」
セイレーンが不良に襲われだす。
チイチイ弟は正義に燃えた。
「やめんかーーーい!!」
ドカーーーーン!!
チイチイ弟は強烈な浪速の鉄拳を放ち不良達をぶっ飛ばした。
「まあチイチイ弟さんはとてもお強いんですね♪」
「いやあ〜それほどでもありますよ〜♪」
セイレーンに惚れられチイチイ弟は有頂天に。
「助けてくれたお礼に私の住むマリンベルランドにご招待します♪」
「マリンベルランド?なんやそれは??」
「私達人魚族の住む海の楽園ですわさあ♪」
「でへへ♪」
チイチイ弟はセイレーンに導かれてそのまま海に。
「い、息が出来ひん!」
「大丈夫ですわさあ勿体ぶらないで私と共に来るのです!!」
セイレーンは溺れるチイチイ弟を無理矢理海に引き込もうとする。
「だ………誰か助けてくれーーーーっ!!」
チイチイ弟の声がかなり遠くまで木霊した。




