表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/71

クリスタルに光を

教師がスクエを天井に縛り尋問を与えていた。


「お前の友達とやらも生意気なガキだな!お前に似てて憎たらしいよ全く!」

「ノーナちゃんを悪く言わないで!」


教師に対しはじめてスクエが口答えする。


「この俺に楯突いたのはこの口かあぁん!?」

教師がスクエの顎に掴みかかる。


ノーナは居ても立っても居られなくなった。

気づけば足が勝手に動いていた。


バァン!ノーナが入って来た。

ノーナは自分の目に入り込んだ光景それはそれはロープに繋がれ宙ぶらりんにされたスクエと

彼女に尋問する教師の姿だった。


「ノーナ来ちゃ駄目!貴女まで酷い目に遭うわよ!」

スクエが叫ぶ。


「畜生スクエお前の友達もクズだな!お前もクズだが友達もクズだよまさにまさに!類は友を呼ぶだなぁ!!」


教師はビシバシ竹刀を床に叩きつける。


「スクエちゃんはクズなんかじゃなぁい!ベルゼブブアターーーーック!!」


ノーナは必殺技を繰り出した。


教師はフルスイングでノーナをかっ飛ばす。

ノーナは壁に打ち付けられて床に崩れる。


「ノーナちゃん!」スクエがノーナの身を案じ叫んだ。


「お前も仲間に入れて欲しいようだなお望みどおりにしてやるようらうら!!」


教師は竹刀をビシバシさせてノーナをいたぶる。


「スクエちゃんは何も悪くないのにずっと痛い目に遭ってたんだ、だからだからノーナも耐えてみせる…!」

「へへへ言うじゃねえかもっといたぶってやる!!」

そして殺気立った教師が竹刀を振り上げる。


ブチイッ!


スクエはノーナを救い出そうと必死に重心をかけるとロープは何の奇跡か、引きちぎられた。


そしてそしてスクエは着地し教師に向かう。


「ノーナちゃんに手を出さないでクリスタルキーーック!!」


スクエの足は水晶のようになりその蹴りが教師に放たれ教師はぶっ飛ばされる。


「ぐあっ!畜生貴様教師に手を出したな!」

教師は殺気をあらわにして構える。


するとすると竹刀は暗黒の剣に変わる。


「ノーナちゃん下がってて!」

スクエはノーナを下がらせる。


「どりゃーーーっ!!」

教師が斬りかかる。ノーナはビビるがスクエは動じずその姿はまるで女騎士である。


「私は私はもう恐れない!エクスカリバー!!」

スクエはエクスカリバーを出現させそれを力強く握った。


教師の暗黒の剣がエクスカリバーにぶち当たる。


「貴様…教師に手を出してタダで済むとおもうなよ?」

「私は散々真面目にやって教師あなた達の言う事を聞いてきた、しかししかしもう沢山だそりゃー!!」

スクエはエクスカリバーで教師を押し返した。


「ノーナちゃん!」

スクエがガシリとノーナの手首を握る。

そして部屋から勢いよく飛び出す。


「逃がさねえ!!」

教師は二人を追いかける。


逃げる逃げるどこまでも………。


しかししかしノーナがバランスを崩し地面に転がってしまう。

「きゃあ!」

そこでスクエは立ちとまりノーナの元に引き返す。


「ノーナちゃん大丈夫!?」

そしてそしてすぐ後ろには教師が暗黒剣で振りかぶる姿が。


「教師に逆らってタダで済むと思うなよ!!」

そしてそして教師は勢いよく暗黒剣を振り下ろした。


「アルテマ!!」

スクエは究極の異能を放ち教師を黒焦げにした。


そんな時そんな時、複数の教師が何事かとやって来た所だった。


「みんなみんな!その教師は散々悪い事してたの!真面目で良い子のスクエちゃんを散々いじめてねそれからそれから!」


好機に捉えたノーナは教師の乱暴狼藉を、覗きにきた教師に必死で弁明する。


しかししかし教師達から出たのは予想外の反応だった。


「なんて生徒だ!今まで良い子だと思っていたのに!今まで猫を被っていたのか!」


「なんて恐ろしい!優等生の本性はなんて恐ろしいのでしょう!」


「退学だ!スクエは退学だ!!」

教師は優等生だと信じてたスクエに幻滅を覚えて罵倒しまくる。


スクエは抵抗する様子も見せずただやり遂げたみたいに茫然自失としていた。


「なんで…なんで真面目なスクエちゃんがこんなに責められなきゃいけないの…?」

ノーナは只々悲しくなった。


ーーーそしてそして。


「お見送りありがとう…」

スクエは他方行きの馬車に乗る。

ノーナは悲しげな目でスクエを見た。


「何もスクエちゃんが転校する事ないのに…」

ノーナは泣く。


「でもでも、これが現実なの。やんちゃな人がちょっとでも良い事をしたら評価されるけど私のような真面目な子がちょっとヘマをしたらこのようになるものなのよ……」

スクエは全てを悟ったように言う。


そんな所スクエより一回り大きな男性がヌッと現れた。


「それは違うんじゃないかな?」

「お父さん…」

スクエは男性を見上げた。

優しそうな男性だとノーナは思った。


「君は僕の自慢の娘だ。君はグレなかった。どんな時もひたむきで、どんな時も一生懸命だ。ただ、自分に人一倍厳しすぎたんだ」

「お父さん……」

スクエは優しい言葉に感極まりどっと泣いた。


「良いなぁスクエちゃんには家族がいて……ノーナにはいないから……」

ノーナは愛のあるスクエの家庭に安心感を覚えるも若干しゅんとなる。


「ノーナちゃん……」とスクエ。


「羨ましいけど大丈夫だよ!ノーナにはチイチイママやシュカシュカ先輩がいるから!」

ノーナは憂鬱な気持ちは見せまいとニコッと笑った。


「ノーナちゃん、私達はカスタード王国にいる。だからだから、いつでも遊びにおいで」とスクエの父親が言った。


「はいお元気で!」

ノーナは元気に手を振った。


「ノーナちゃん!私はノーナちゃんのお友達になれて良かった!」

スクエも手を振り返す。

彼女の目からは涙が。


二人は互いが見えなくなるまで一生懸命手を振りまくった。

スクエと言う名前の由来はsquareと言う英語で生真面目と言う意味です。


欧米ではあまり良い意味で使われたりしません。


良い意味での真面目はgentleと言うらしいです。


それにしても世の中理不尽なもので、真面目な人がやたら目の敵にされたり酷い仕打ちを受ける事が多いです。


障害者手帳、働いていない方が有利に働くみたい。何それ汗


真面目は良い事のはず。真面目な人が報われて欲しいと常に思ったりします。


しかし現実はそんなところです。

スクエは向こうでは幸せにやっていけるでしょうか?


真面目な人が報われる所であって欲しいですな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ