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ノーナと不良少年

真面目、努力が報われれば良いのに…。

しかしそれは現実。


根気の姿は少し前のノファンの姿だと思っていただいて構いません。


バーンアウト症にはなっていませんが汗


いやなっているのかも?

今まで熱中していたものが楽しめなくなる。

喜怒哀楽が薄れて虚無的になる。

そんな感じ。


りおりお「それよりノーナとシュカシュカはどうなったんだ?」

まりりん「仲直りさせたげなよ」

今回そうさせます汗


スイーツ国の長閑な牧歌的なその街。

平和な街にたちまち暗雲が立ち込めた。

二人の少年が小さな体には不釣り合いな大きなバイクを走らせ手にはモデルガンを持っている。

ババババン!!

「痛い!」「なんて事するんだあのガキは!」

モデルガンを撃たれて叫ぶ大人。

「モデルガンだ死にゃあしねえよ」「大袈裟だよなー」粋がった少年達。

「へんこんな所ならたった3日で街一体征服出来ちゃうな」「スイーツ城なんて目じゃないぜ!」


ーーースイーツ城。

「最近、不良の低年齢化が進んでいて社会問題となっています」

ノフィンが朝礼を開いている。

「ふわぁ…」ノーナが欠伸あくびする。

「欠伸なんて気合いが足りない証拠だよ」

「もうケタルったら!」

ケタルが揶揄うのに反発するノーナ。

「そこっ静かにしろ!」

とトーマが怒鳴る。

二人はビシッとし直しノフィンの読み上げを聞くフリをする。

「なんでみんな真剣に聞いてるんだろ?ノーナは聞いてて疲れるだけなのに…」

ノーナは寝ぼけ眼でそう呟く。

「呆れた、大事な話をしてたのに聞いてなかったのね」「ポーネ先輩、なんのお話してたんですか?」

(はぁ…)とポーネは本当に呆れる。

「不良少年が街をたむろしているそうよ、だからだから、身の近辺に気をつけるようにとの事よ」

とポーネは訊かせた。

「、とそれよりシュカシュカとはまだ喧嘩してるの?」

「仲直りしたいのは山々ですけど…」ノーナはしょげる。

「気をつけなさいよねそう頑固だとそのうち誰も助けてくれなくなるわよ」カマンは注意してくる。

(わかってるけど…)

ノーナは困りながら拗ねていた。

チイチイがそこで言う。

「ノーナもいずれメイド長になるかも知れんから気合い入れなあかんで!」

「えっノーナがメイド長に!?」

チイチイのまさかの言葉にノーナは胸が踊る。

「いつからそんな話に?」(ここはウチに合わせといて)目を点にして疑問する琴奈んにチイチイが耳元で囁く。

「やったじゃんメイド長だって!」

「なかなかなれないよメイド長なんて!」

ポーカマが誉めそやる。

「ノーナが………メイド長に……」

ノーナの胸が熱くなり拳に何故か力が入る。

「そうやでやからやから、皆んなを牽引けんいん出来るように頑張らなあかんで!」

「はいっ!ノーナメイド長になれるように頑張ります!」

ノーナはビシッと敬礼する。

それからノーナは気合いを入れて真面目に仕事に取り組むようになる。

「ノーナえらく真面目じゃないかどう言う風の吹き回しだ?」

「ノーナは未来のメイド長ですからっ!」

雪兎の問いにもノーナは目を爛々《りんりん》させてそう答えた。

「チーフ携帯弄ってないで仕事してくださいっ!」

「はははわかったよノーナちゃん」

トーマにも勢いよく注意するノーナ。

(ちょっと煽りすぎたかな…?)

そんな調子であまりに張り切り過ぎるノーナをチイチイは少し心配する。

そしてそして学校ーーー

「優美ちゃんおはよう!」

「あらノーナちゃん!とても早いね今からノーナちゃん起こしに行こうとしてたのに!」

いつもより早いノーナに優美は少しばかり驚く。

「だってノーナ未来のメイド長なんだもん!」

「な、何かあったの?」

ニコニコ顔でノーナがえっへんするが優美は気になって仕方がなかった。

「チイチイママから言われたのノーナは未来のメイド長なんだって!」

「えー本当に凄いじゃん!」

優美は自分の事のように喜んだ。

そして学校に着くがいつもより荒れてるのが目についた。

「お金貸してくれよ」「持ってないんだよだからさだからさ」弱々しい男子生徒に同級生の不良生徒がタカりにかかる。

「貴方達やめなさい!」「ノーナちゃん危ないよ」

優美が制止するのも聞かずノーナは不良に立ち向かった。

「なんだコイツら?」

「中々可愛いじゃん好みだぜ?」

一人は疑問を浮かべ一人がノーナに惚れる様子を見せる。

「ノーナは未来のメイド長!メイド長の名において不良行為は許しません!」

ノーナはど迫力の線を周囲に放ちそう宣言する。

「かっかっかメイド長かそりゃあ良い!」

「俺達は泣く子も黙るストレンジャーだぜメイド隊だかスイーツ隊だか知らないがそんなの大したことないって教えてやるよ!」

ストレンジャー達は更に粋がる。

「知らないよそんなもの!ベルゼブブ!!」ノーナは力を放出した。

「これがノーナちゃんの力…」優美は息を呑む。

「へへへなんでぇこんな力、ソディ、やる気だぜコイツら」「面白い、物に目を見せてやろうぜジーン」

ソディとジーンは並んでストレンジャーズは異能を放った。ジーンからは無数の大蛇が現れソディからは黒い物体が蠢きだした。

「きゃああぁ!!」それを見た優美は騒いで投げ出してしまう。

「優美ちゃん!よくも貴方達!」「知らねえよそいつが勝手に逃げちゃったんだお前は大したタマだなますます惚れたぜ!」

ストレンジャーズはノーナを気持ち誉める。

「何言ってるの貴方達に褒められてもちっとも嬉しくない!ベルゼブブアタック!!」ノーナが異能を放った。

「ストレンジャーズコンビネーション!!」

二人は逆にノーナを返り討ちにしてしまう。

「きゃあぁ!!」

「なんだメイド隊とやらも大した事ないな?」

「ビビらなかっただけマシだパシリくらいにはしてやる」ストレンジャーズはノーナを舎弟に加えてしまった。

「あぁどうしようどうしよう…」

逃げて隠れてしまった優美は焦る。

そしてそしてーーー

「ノーナジュース買って来いよー」「後拭いとけよな」ストレンジャーズはノーナをこき使うようになる。「キッ!」ノーナは思わず二人を睨む。

「なんだその目は?」ソディがそう言う。

「なんでもありません……」

「そうそうわかれば良いんだわかれば、後々メイド隊は脱退願いでも出しとけ」二人はそう言った。

ノーナは悔しさで目が滲んだが不服ながも彼らに恐怖心で従わされていたので抗う事が出来なかった。

「ノーナちゃん、本当にメイド隊辞めちゃうの?」

「うん、あの二人に言われたんだ仕方がないよ…」

覇気のない声で言うノーナを優美はピシャリと言う。

「ノーナちゃん駄目だよそれは、ましてやあんな奴らの為にメイド隊を辞める事なんて無いよ!」

「優美ちゃんはどうなのさっ!ノーナがやられた時も助けてくれなかったじゃない!」

優美の言葉はもっともだがノーナはその後激怒。

あの件ではノーナを庇い助ける事が出来なかったからだ。

「それは……私も蛇や虫は苦手だから……」優美は図星を突かれ小声になる。

確かに二人が大蛇や黒い物体を出さなければ優美も助太刀してコテンパンには出来た。しかし、優美もまた蛇や虫は苦手で、戦えずに逃げてしまったのだ。

「何やってんだよ行くぞ!」ストレンジャーズはノーナを呼ぶ。「すみませんただいま!」ノーナは二人の元へ走る。

「なんとかしないと…あのままではノーナちゃんが……」優美はノーナの身を案じた。

助けられなかった負い目もあるが何とか引き戻さないと戻れなくなると言う危機感、あと罪悪感が優美を思案させた。

ーーー

「よくやったぞお前も立派な舎弟だ」

「この金でカラオケでも行こうぜ」

ノーナは店でお金を盗みそれをストレンジャーズに献上する。ストレンジャーズはノーナを引き連れて散々遊び回った。

スイーツ城ーーー

「暫くノーナ見てないけどどうしたのかしらね?」

「あんなに張り切ってメイド長になると息巻いてたのに……」

と琴奈んとくるみんが駄弁り合う。

そこにノーナが覇気を失いぜんまい人形のように姿を現した。「あっノーナどうしたの心配してたのよ!」

ノーナの姿を見たポーネが駆け寄る。

「すみませんチイチイママに会わせてください」とノーナは言った。二人は互いに顔を見合わせたがとりあえずノーナをチイチイのいる「ママ室」に連れて行く。

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