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異能が現実のものとなったこの街の片隅で。  作者: 松葉天佑


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神栖御琴大捜索作戦

 さてさて翌日、まだ朝日が心地よい時間帯にも関わらず、本宮と峯はバーギルドのスタッフルームに集まっていた。


「ねえバンちゃん、流石に8時は早いですって。おかげで全然寝れてないですよ」


「ばーか、こういうのは気合いが大事なんだよ!俺も大して寝てないから状況は同じだ!」


「バンちゃんはショートスリーパーだから良いですけど、私は生活サイクル崩されるとモロに体調悪くなるんです」


 とは言っても峯はブーブーと文句を垂れている状況。というのも仕方がない。なにしろ昨日はフルタイムで活動していたのだ。昨日の疲れが残るのも当たり前というもの。


「で、KDSってなんですか。NDSなら知ってますけど」


「任天堂デュアルスクリーンの略だなそれ。ちなみに峯ちゃんはDS世代かね?」


「私はどっちかっていうとDSiの方が馴染みありますね。プラチナとか遊んでました」


「うわなっつ!―――いやいやそんな話がしたいんじゃなくて、」


 本宮はKDSとデカデカと書かれたホワイトボードを叩き、


「神栖御琴大捜索作戦、略してKDSだ!!」


「ローマ字表記なんですか…ダッサ。サーチとかストラテジーとか出てこなかったんですか」


「お!さすが英検3級。単語がポンポン出てくるな」


「誇れるほどのものじゃないですよ別に」


「とにかくだ。まず作戦第一!神栖君のマンションで出待ちする。そこでとっ捕まえられれば一番楽に終わるな。だが、頭のキレる俺は当然そんなところでは終わらない。」


「頭のキレるって自分で言います?」


「うるさいやい!作戦第二!これ以降はマンションで撮り逃した時用だ。池袋駅に移動して峯ちゃんの異能を使って神栖君の居場所を突き止める」


「はい先生ー、なんで池袋なんですか」


「良い質問だね峯クン。理由はいたって簡単。神栖君のマンションの最寄りが池袋駅だから。電車使えば都内、あるいは横浜とか行くこともできるだろうが、高校生がそう何度も遠出はしないだろ」


「それもそうですね。池袋がダメだったら渋谷原宿辺りでしょうか」


「まあ見つからなければその時だ。とりあえず那須ちゃんの情報によればマンションから出てくるのは11時過ぎが多いらしいから、俺たちはそれまで待機だ」


「えー、こんな早く作戦会議終わらせるなら集合時間もっと遅らせてくださいよー。私寝不足だってのに」


「じゃあ時間まで寝とけよ。蒸気のアイマスクもあるぞ?」


「アイマスクなんて付けたらアイメイクボロボロになりますー。ベッドだけお借りしまーす」


「はいよー」


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