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「ついに2学期だね!!運動会に修学旅行、楽しみ盛りだくさんだよ。」
少しずつ落葉し始めた桜の木の下を、並んで2人で歩く。
夏休みは夏休みで楽しかったけど、こうやって一緒に歩くことはなかったから、久しぶりすぎてテンションが上がっていた。
対して、無田君はというと……
「まぁ、修学旅行はいいとして、運動会はなぁ……」
と否定的。あんなに足が速いんだから、運動会は楽しみにしてるものだと思ってたけど……
その理由は、すぐに分かることとなる。
2学期初めの体育の授業は、学年全体での活動だった。
もちろん、内容は運動会の練習。
本番は9月の後半だけど、徒競走やら綱引きやら表現やら、たくさんの種目があるので、9月はほとんどの時間が運動会の練習にあてられる。
中でも表現は運動会の花形であり、十数時間かけて練習していくのだ。
『今年はフラッグだって!楽しみ!!』
『ダンスだるいなー……徒競走だけでいいのに。』
と、賛否両論だけど、先生の「頑張るぞ!!」の掛け声に、一応みんな賛同していた。
ちなみに私は……表現大好き人間です。
家でも暇さえあれば踊ってる感じです、はい。
とりあえずフラッグ……旗を持つ前に基本の動きを練習することになったんだけど、クラス……ううん、学年の中で一際目立っている人が一人。
良くない意味で……
『あれは下手すぎる……』
『意外すぎる。運動、あんなにできるのに……』
こういうことか……
私は、心の中で頭を抱えた。




