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、なんだろ

作者:


 私、今 あまり 不満に思うことが無くて 


 、ふっ 、と 何でだろうって 思ったんですね


 、何で目にしたか忘れたのですけれど ひろゆきさんが 何かの 番組で 幸せになりたいのなら 何かを足りなくすればよい みたいな 話をされていたのですけれど 


 それは 私も実感があって 食事も全く食べるものが無い状態なら ……どんなジャンクなものでも美味しく感じるし


 何も飲んでいなければ 水道水でも 美味しく感じる筈で


 、それは すごく簡単な思考の変換で それが今の私は自然に出来るようになったから 今 私は 心に何も溜め込まないんだな って思うのです けれ ど


 、それを 昔の私が出来ていたか という と


 出来てはいなかったんです


 、何故 出来なかったのか という と


 私の中身は 何も変わってはいなかったの ですけれど 、そのかわり、 ……余分なものが 心や 頭の中に パンパンに 詰まって はち切れそうに なっていたから 、そういった思考をする 切れ端みたいな 思考の余裕すら 無かったから なんです 、



 、変な話、 今 私が こんな思考が出来るのは 、その余分なものを全て捨てて まっさらに して 一度 私の中を空にしたから で 、



 、その空にする 方法は 過程が 絶望 だったり 逃げ だったり 捨てる という 行為 だったり する 、


 『私を諦める』過程の それ で あったり して 、


 、それは 自分自身に何も期待しない という 諦め から やっと 生まれた 私の中の安寧 から 生まれる もの、 で あったり する んです


 、でも それでも私は 自分の 大切な 私が大事にするもの 宝石のような 私の芯の部分だったり 捨てられない 思い出の切れ端、記憶だったり は心に 残してある から


 、それで 改めて ぼんやり 思うんです


 足るを知る って ギリギリの自分が 自分を 認めるもの や 見失わないもの を心に残すラインを知っている ということ だと 思っていて


 、



 それは きっと 不純物で 心がパンパンになっていると 決して 見つけられない もの なんです


 、人は 意外に独りでも 自分を保つことは 出来る筈なのに 他者に縋って依存したり


 、それは 立てないくらい 自分の心がパンパンで 、ある意味 自分を諦めていないから なんです


 、諦めずに 自分が処理出来ないものを 吐きそうになるくらいに 詰め込んで それでも何とか出来るって思っているような 状態に 思うんです


 、自分を諦めれば 不満も持つことは なくなります


 不思議だなぁ って 思うんです


 何も持たなくとも 私は 今満たされているような 気持ちに なれる ことが


 、不思議だな って


 本当に 不思議です

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― 新着の感想 ―
[良い点] ふんわりとした文体で、じんわり沁みるような内容が書かれているのがとても心地よく感じました。 書き方にも内容にも、独特の感性が光っていて良いと思います。 [一言] 足るを知る云々の話をしてい…
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