表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/31

その30

その30



フラッコは、人間どもに、たかられる『ぼうごふく』を観察していました。


『ぼうごふく』は、心配されているようですね。


フラッコは、ためいきを吐き、『ぼうごふく』をいちばん心配している、いちばんちいさな子の頭に飛び乗りました。


カラスさん?


そいつが目を覚ましたら、つたえてくれるか。


なにを?


未練が残っているうちは、美味くもないし、食べても胃袋が重くて、うまいぐあいに空の高いところまでとべないんだ。


だから、どーせ、あと何ヵ月かしか生きられないんなら、そのあいだに未練を消しておけって。


チョコレートをあげるべきなのは、たぶん、オレにじゃないと思うんだよな。


う、うん。わかったよ、つたえておくね?


そうしてくれ。やくそくをやぶったわけじゃなくて、そいつが美味しい死体になったら、オレが食べに来てやるからよ。


そして。


そのときは、あんたの、あのちいさな子がいる空につれていってやるからな。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ