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27/31

その27

その27



あつい時間は終わりました。うまいこと、予備の電気は地下にながれてくれたのでしょう。


フラッコは、ドアに近づくと、くちばしでつついて、大きな穴をあけてしまいましたよ!


そして、こわれてしまったキカイをくちばしにくわえて、その大きな穴から、外へと飛び出していくんです!


灰色の空のなかで、冷たい風にふかれて、フラッコからもキカイからも湯気がでます。でも、すぐに、あつさもなくなって、いつもどおりでした。


フラッコは『ぼうごふく』を見つけました。


いや、せいかくには……『ぼうごふく』の皮だけですね。


なかみがいませんでした。


なかみの『ぼうごふく』は、その灰色のしせつのがけから、がけの下へと、おちていましたよ。



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