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少林梅大侠対戦  作者: 東武瑛
9/9

決着

翌朝、李は道場に行った。

何人かの門弟が掃除をしていた。

李は門を潜り抜け中庭に入った。

「なんだ貴様」門弟が言う。

相手にせず歩を進めると門弟達が攻撃して来た。

李は前廻し、横蹴り、後ろ蹴りで門弟達を倒した。

「なんだ。騒がしい」と言って奥から道場主が出て来た。

共に奥から出て来た門弟が李を囲む。

一斉に攻撃してきた奴等に対し、李は前廻し、足刀、後ろ蹴り、後ろ廻し、パンチで一網打尽にした。

道場主と李が対峙した。

李は下段、上段と連続して後ろ廻しを放つ。

かろうじて、よけた道場主は前足で廻し蹴りを出す。

李は後ろ廻し蹴りを放つ。道場主はかわした。

膠着状態になった。

きぇーっ。

道場主は飛びながら右の飛び蹴りを出した。

李はかわし、上段に廻し蹴りを放つ。

これが道場主の後頭部にヒットした。

さらに李は後ろ廻し蹴りを放つ。

道場主はダウンした。




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