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『小説家になろう』『カクヨム』『アルファポリス』に投稿してみての感想……と言う名の愚痴

作者: 雨露霜雪

 先ずは自分語りから。


 読書家でもない私が、約一年程前に『小説家になろう』の存在を知り、少しずつ読んでいるうちに自分でも小説を書いてみたいと思い始めました。


 そもそも小説の書き方など知らないので、ネットで調べることから開始したくらい何も知りません。それでも、正しいか正しくないかは別にして、いよいよ執筆を始め、設定やキャラクターを練り上げ、プロットが二十七万文字以上で設定などを含めると三十万文字以上になっています。しかも、何となくの完結は見えていますがあやふやです。


 ぶっちゃけますと、現状『小説家になろう』で投稿済みの部分が三十万文字を超えていますが、この部分のプロットは一万文字もありません。

 この一万文字に肉付けをして、それから本文を作ろうと思ったのですが、面倒に思った私は、いきなり本文を書き始めようと思ってしまったのです。


 最近になって知りましたが、プロットがしっかり出来上がっていれば本文はサクサク作れるらしいですね。そんなことも知らない私は、プロットとも呼べない大雑把過ぎる粗筋から頭を捻って文章を作っています。


 そんな私ですが、プロットらしきものを書いた時点で満足してしまいました。しかし、肝心な『小説』は作っていなかったのです。これではいけないと思い、『小説家になろう』に投稿できる形にしようと思い苦手なタイピングに苦戦しながらも執筆を開始しました。

 またここで問題が起こります。大雑把なプロットからストーリーを作り出すことが非常に困難です。それでも、『こんな感じかな』と書いていくと、どうにか形になりました。

 が、書き始めるとあれもこれも書いておかなければと思い、気が付けばサクッと終わる筈の第一章を長々と書いていました。


 本来ならここで余計な部分を削ぎ落とすべきなのでしょうが、書いた部分を消すのを勿体なく思った私は、『まぁ、いっか』とそのまま書き続けています。


 そしてまた問題です。完成してから投稿するのではいつまで経っても完成しないどころか、このままでは投げ出してしまいそうな自分がいたのです。ならば、投稿しながら完成させれば良いと思った私は、一日一話の投稿と少し余裕を持って……と、四十話くらい作ったところで投稿を開始しました。

 いくら何でも一ヶ月手が止まることは無いだろうと、そのときは思ったのです。


 いざ投稿してみると、「最初から一話では読んでもらえないかな?」と思い、三話投稿しました。それも何も考えずに深夜にです。(九月八日が初投稿ですが、自分的には九日がスタートです)

 初日のページビュー(PV)は116でした。後日分かったユニークアクセス(UA)は61です。

 この数字が多いのか少ないのか今でも分かりませんが、私はきっと少ないのだろう、と感じていたので、一日一話でなく一日二話投稿を決めました。当然ストックは減ります。

 PVは徐々に増えていきましたが、自分的には少なく思えたままです。

 そして、九月二十日に初めて一日のPVが1,000を超えました。それからまた減りますが二十三日には1,500PVを超えその後二日も1,500PV前後だったのが二十六日にはガクッと下がって735PVでした。

 凄く落ち込みはしましたが、翌日からまた1,000PVを超えて一安心。


 この頃には執筆ペースがガタ落ちです。

 『この話は面白くないから読んで貰えない』『出だしで失敗したから、序盤が面白い話を新しく書いた方が良いのか?』『どうすればPVが増える?』そんな事ばかり考えていました。

 そんな時に『カクヨム』と『アルファポリス』の存在を知りました。

 『もしかすると他所なら読んで貰えるかな?』そんな気持で二サイトにも投稿してみました。


 九月二十九日に三話、以降は二話で投稿を開始しました。以降は各サイトの感想です。




 『アルファポリス』の方ですが、PVなど全くわからず、24h.ポイントというのが一時間に一度変動するのですが、何が基準か全く分からず、『このサイトはどうでもいいや』と思ったくらいです。


 しかし、十月二日か三日くらいからお気に入り登録が増え始め、原因を突き止めようと今まで見たことの無かった小説のトップページを開き『HOTランキング』なるランキングを覗いてみたら、自分の作品がランクインしていました。


 それからはあれよあれよと言う間に順位は上がり、七日には2位なっていました。

 小説総合でも二桁前半、ファンタジー部門では一桁順位だったと記憶しています。

 24h.ポイントも二桁だったのが四万とか五万になっていました。※現状は13,000~15,000を行き来しています。


 しかし、HOTランキングで1位になれるような作品や、人気のある作品は緩やかに順位を落としていく中、私の作品はがくんと下がっていきました。※現状のHOTランキングでは20~30位をふらふらしています。


 何処かで、『アルファポリス』は上げて落とすから初心者の心が折れる、と書いてありましたが、私の心はポッキリ折れました。実際『もうアルファポリスはいいかな』と思ったくらいです。

 しかし、感想などの読者さんの”お言葉”が一切いただけない『小説家になろう』と『カクヨム』と違い、『アルファポリス』だけは感想や誤字脱字の指摘をしてくれます。(たまたまかも知れませんが、自分の場合はそうでした)

 結果、順位とか関係なく自分の作品に言葉を伝えてくれる場があるのが本当に嬉しいと実感できました。

 幸い、『アルファポリス』では小説全体で65位、ファンタジー部門で39位とどちらも100位以内にいるのですが、全く順位が気になりません。

 『小説家になろう』と比べて会員数や作品数が少ないからこその順位なのでしょうから、そこで順位を気にするより、読者さんの言葉をいただける喜びを噛み締めたいです。




 続いて『カクヨム』です。

 『カクヨム』はとにかくPVが増えない。このお陰で『小説家になろう』のPVは多かったのだと気付きました。


 『カクヨム』で最初の一週間でPVが254、ユーザー46、セッション83です。

 PVは『小説家になろう』で最初の二日分以下、ユーザーとセッションのどちらがUAに相当するのか分かりませんが、どちらにしても『小説家になろう』の二日分以下です。


 しかし、十月六日に初めて★の評価をいただいたところ、翌日にはセッションもユーザーも三倍になっていました。フォロワーさんも徐々に増え、更に★を頂きました。開始二週間で★3を四名の方にいただけているので、自分では満足なのですが、他の方はもっといただいているのでしょうか? それでも私は高望みしないようにしましょう。 


 どうやら、★をいただくとトップページの注目作品に載せていただけるようで、自分の作品も数回掲載されたのを確認できました。

 そのアルゴリズムは分かりませんが、一日くらいはランダムで掲載されるっぽいですね。

 そのお陰でしょうが、現在は総合92位、異世界ファンタジーで66位にいました。


 『カクヨム』では★の評価やフォロワーなど、行動を起こした人が書き手に分かるので、安易に行動をされないのかも知れませんが、数字ではない読者さんが見えるのが嬉しいです。

 逆を言うと、数字は凄く小さいので、私のような初心者で軽く『小説家になろう』をかじったくらいでは、『全然お話にならない』と頭を抱えたくなるレベルです。

 しかし、『小説家になろう』のPV数が異常なのだと思えば、『カクヨム』の数字の増え方は別物だと思えるのではないかと愚行します。

 


 最後に『小説家になろう』ですが、お話になりませんね。

 そもそも作品の数が多く、私のような素人の作品が人目に触れる機会がありません。それでも、毎日更新することで露出を増やそうとしていますが、それでも全く日の目を見ません。寧ろ毎日投稿してこれであれば、隔日や週二などと投稿が減れば、もはや深海魚となってしまいそうです。


 だからこそ、どうにか日の目を見たいと思い、『どうすれば閲覧者が増えるか』と言うことばかり考えてしまいます。

 その結果、『一話辺りの文字数を減らして投稿回数を増やす』ことにしました。何かズルっぽいので嫌なやり方でしたが、3,000文字が適正論を無理やり信じ込み、自分を納得させました。

 そして十月九日に私は動きました。

 たまたまその日のptがいつもより多かったので、ここで露出を増やして『明日の日刊に載る!』と意気込み、分割して話数を増やして複数投稿。思惑通りブックマークが増え、更に評価までも増えてくれました。しかし、それは私だけではなかったようで、日刊の最低ラインが上がっていたのです。

 哀れな私はストックを減らし、100ptでは日刊には載れないという現実を思い知らされたのでしたとさ。チャンチャン。


 ですが、結果的に読者さんは増えてくれたので、ランキングを度外視すれば成功だったと今は思います。(その日ではないですが、初めて感想も頂けましたし)


 それでも、私は『小説家になろう』でランキングに載ってみたいのです。

 『素人の初心者が何言ってんだ!』と思う方もいらっしゃるでしょう。

 『面白い話を書けば読者が増えて勝手にランキングに載る』それが一番の近道なのでしょう。ですが、そのような目標があれば目指してみたいじゃないですか。



 ぶっちゃけるとですね、現在スランプなんです。まだ辛うじてストックはあるのですが、その先が上手く進まないのです。

 プロットと言う名の大雑把な粗筋だったのを気分で書いていた結果、修正箇所が多くあったのですよ。そして、これから書く部分は大幅な修正が必要なのです!


 まぁ、何て言いますか、今は現実逃避をしています。

 きっと明日になれば頭がスッキリして上手く書ける! そう信じて、今日は作品に手を付けていません。


 取り敢えず、十数話は確実に投稿出来ます。これは大丈夫です。ですが、それ以降は毎日投稿が止まるやも知れません。でも大丈夫、明日になればきっと頭が冴えている筈ですから。だから毎日更新も止まらない!



 この駄文を書いた理由ですが、気分転換に『小説家になろう』『カクヨム』『アルファポリス』に投稿してみた感想を書くことで、自分自身が気分転換ができ、どなたかのお役に立てれば、と思って書いたわけです。ですが、私にはどなたかのお役に立てる文章は書けませんでした。

 ただ、愚痴を文字で起こしたことで、少し気分が楽になりました。


 これを読まされた方は『ふざけんな!』と思われるかも知れませんが、『底辺作者の愚痴を聞いてやったぜ』と思っていただければ、多少は心が広くなるかも?!

 はい、すみません。



 では、最後に総括を。


 『アルファポリス』

・読者の方がフレンドリー

・感想の認証や却下ができる(現状は認証しかしていないけど)

・目に見える数字はサッパリわからん

・絶対数が少ない影響か、ランキングに載るハードルが低い


『カクヨム』

・とにかく数字が小さい

・一人でも★(評価)を付けてくれればトップページに載れる

・評価者やフォロワーさんがどんな方か見える

・予約投稿が分単位でできる


『小説家になろう』

・読んで貰うだけで満足ならやはりここだろう

・反面、PVは多くて(他サイトに比べて)も読者からの接触は少ない

・前書きと後書きがあるのは便利

・ランキングは載ったらラッキー載らなくて当然


 うん、箸にも棒にも掛からない感想ですね。


 駄文を最後までお読みくださった心の広いお方に幸あらんことを。



 ―追記―


 私の拙作を読んでくださり、感想やブックマーク登録をしてくださっている方々には感謝しております。

 愚痴はあくまで不甲斐ない自分に対してであり、読者の皆様方に向けているものではございません。


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― 新着の感想 ―
[一言] 以前はアルファポリスにも投稿していたのですが、あまり読まれないので最近なろうだけ……という状況でした。 カクヨムにも興味はありつつ、あまりポイントがつかないとも聞いていたのでどうしようか考え…
[一言] こんにちは。ありがたく読ませていただきました。私は20年ほど海外在住で、日本語書籍が手に入りにくく(郵送代の方が本題の何倍にも膨れ上がり買ってられない、という現状)日本語の禁断症状が出始めた…
[一言] カクヨムは読まれない。会話形式で表現できるノベルデイズのほうがずっとまし。カクヨムは書いた人が読むの略称です。
2019/07/17 19:27 退会済み
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