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第59話

 カルシラスト様ったらそんなことを言うなんて……照れてしまったわ……あんなかっこいい顔で言われてときめかない乙女なんているはずがない。


 私ははずしていた視線をカルシラスト様にロックオン。彼は優しい表情でニッコリ。私はまた地面に目をやる……ハンサムすぎるわ。


 これだから美少年は卑怯なのよ……甘いことを言われたらまともに直視できないわ……これはもっと幼いときからかも……まあ、大丈夫なときもあるけれど。


 その二つにはなにか差異があるのかしら? 私には判然としないが……。私はカルシラスト様の美しい顔が好きなのかな? それとも存在そのものかしら?


 カルシラスト様は赤いバラを花壇におり摘んで私に差し出した。「摘んだことは内緒ですよ? 私でも叱責されますので……母が大切にしていましてね」とカルシラスト様は辺りをくまなく視線をやる。


 幸いこちらを注視している人物はいない。少し離れたところを豪奢なデコレーションがされた馬車が走り去った。馬たちは従順に従っている。


 誰が乗っているのかしら? お客さんかなにかかしら。私はしばらく馬車を見ていた。しかし、カルシラスト様にうながされ手を繋いで歩き始めた。色とりどりの花壇が名残惜しい。


 私はバラをそっと、鞄にしまった。


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