表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
53/1595

第53話

 いつも通りカルシラストにうっとりし、ボーッと見つめる私。ああ美形……こんな美少年が生きて現実にいることが神秘的なことのように感じた。


 そんな人の視線を独り占めしている私……。これ以上のことを私は望んではならない。だって今の状態で私は満足だ。なんの不満もない……。


 ただ自信が持てない私が揺らいでカルシラスト様に厄介なめにあわせている……それが申し訳なくて……私は……。


 私はがぶりを振った。自分の負のスパイラル現象をとどめるために。カルシラスト様と自分を比べてはいけない……彼はパーフェクト……私は穴だらけ……あら、また思索……。


 私は自分のねくらぶりに憤懣する。イライラが私の皮膚という皮膚から飛び出しているようだ。


 私は頭部に優しい手のひらの感触を感じ視線を上げる。カルシラスト様は優しげに微笑みこう口にした。


「一人で悩まないでくださいね……頼りにならないかもしれませんが話ぐらいは聞きますよ? まあ、一人で思索するのがあなたの特徴でもありますし……」


 私は撫でられた猫のように気持ち良さそうに目を細めた……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ