表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
165/1595

第165話

 王子様は無言で私を見つめている。何、このプレッシャー!


「だから、えと……私が言いたいのはですね……鯖が……鯖鯖……さばさばいこうみたいな……」


 カルシラスト様はプッと噴き出し。私の手をギュッと握った。


 やぶへびかと思ったけど結果オーライ?


 カルシラスト様の英気を取り戻せたみたいだし。


 この一秒一秒の集積が人生だとわかっているけど上策を見つけるのは困難だ。


 あるときには上手くいくのにそうでない場合も多い。


 カルシラスト様はどこかふっきれた表情でこう口にした。


「マリカナ、長生きしてくださいね? 私よりも……」


 な、長生き? 急にどうしちゃったのかしら?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ