表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1586/1595

第1586話

 鉄でできた移動手段に乗車して、ガソリンを燃やし進むバスに愛着がわき、こうして座席に腰掛け時間を共有するのも何かの縁だろう。信号が変わり、青く点灯。バスはせきを切ったかのように進み始める。上流から下流に流れる川の水のように。それに対して時間は流れる先がないかのようにそこにとどまっている。


 心の底。仄暗い薄暗いやんわりとした瓶のようなところに澱のようにとげとげしい気持ちが堆積し、だんだんと私から余裕を奪う。今日という牢獄は、どこまでも強力で、つまり人知を超越し、挑むものを軽々と拒む力を秘め、対抗できないのではないのかと振り払われた気分だ。


「マリカナ、また難しい顔しているわね。笑いなさいよ」

「ちょっとやめて、きゃはは」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ