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第120話

 明瞭にならない思考回路がうざったいわ。しっかりしてよね。


 ああ、もうどれだけ今日の時間が過ぎ去っただろう。


 カルシラスト様といると一瞬だわ。私なんかすぐおばあさんね……。


 まあ、それも悪くないわ。大好きな人と共にいられるなら。


 私は両手のクレープを代わる代わるガブガブ食べる中年女性を発見した。


 おさげが尻尾のように揺れている。よっぽど好きなのね。


 確かに美味しいけれど……。


 あ、もう食べ終わったみたい。包みというかパッケージをゴミ箱にポイした。


 しかし狙いが外れ石畳に落ちたので拾い直し処分。


 そしてまた食べるつもりか列の最後尾に並んだ。すごい食欲!


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