第二十話
今回は短いです。ノートパソコンって落とすとああなるのか……
行ってみると、既に何人かが集まっていた。こっちを見て変な顔をするのをやめてほしい。もういっそ仮面でもするとか、ギルドカードを顔につけておくとかしようかな。後者はかっこ悪いからやらないけど。
厨二変装キットについて考えていると、さっき声を上げたと思しき鎧姿の人がしゃべり始めた。
「今回の護衛依頼を受けたのはこれで全員かな?早速だが役割分担や夜のローテーションについて話し合いたいんだが。」
「その前によぉ、あのガキは何だケイン?この依頼は金以上推奨の銀以上の依頼だろぉ?なんでガキがいんだよぉ。」
と思ったらこれだよ。アレかね、そんなに外見に問題があるかね?高校じゃこんな扱い受けたことねぇよ。違うベクトルで知り合いは少なかったけど。
「え、いや俺に言われてもなぁ……おい坊主、ランクはいくつなんだ?」
「ギルマスのお気に入りだからって、見た感じ行ってて黒か銀だろぉ?なんでこの依頼受けてんだっつーの。調子乗ってんのかよぉ、あぁ?」
何だこのチンピラ。人の話を聞……まだ俺は喋ってなかったか。とりあえずギルドカードを見せておく。
「これで文句あるっすか?」
「あぁ?ってこりゃぁ……」
チンピラがカードを見て、こっちを見て、またカードも見た後でなんとも言えない格好で固まった。
「に、虹?本物……のようだね。済まなかった。俺はケイン、ランクは金だ。よろしく。」
「ああはい、俺は昇っす。ランクは見ての通りっす、よろしくっす。」
適当に挨拶を返しておく。すると再起動したチンピラが騒ぎ出した。
「てめえ見てぇなガキが虹ぃ?そんなわきゃねぇだろぉ、何のイカサマだ?ギルマスと話してたってこたぁなんかのコネか?」
「おいキース、言いすぎだろ。それにカードは偽装なんて出来るもんでもな「んだよケイン!こんなガキが俺よりランクが高いなんて認めねぇぞ!おいガキ!」」
「なんすか?」
「どんなインチキしたんだ?ぶちのめされたくねぇんなら言えよ!」
「って言われてもなぁ、実力としか言いようが……」
「俺がてめぇみたいなガキより弱いってか?ナメんじゃねぇぞ!」
なんか前にも似たようなことがあった気が……なんだってチンピラに絡まれやすいんだろう。こんなの絶対おかしいよ。




