刹那の邂逅
ポコポコ新しいキャラクターが出すぎ。そして今回は今の段階だと意味がわからない!
「ほう、小僧またここへ来るとはな。まったく面白い小僧だ。再会できたこととても嬉しく思うよ、同胞よ」
僕の目の前には金色の長髪隻眼の男が立っていた。
「出来れば二度と逢いたくなかった。」
金髪の男は方をすくめながら微笑む。
「つれないない小僧だ。さてと時間がないから早速本題に入ろうか」
「僕にまた、宝珠の力を継承しろと…いうことですか?」
「そのとおりだ。中途半端では困るのだよ。」
彼の背後に音もなく大きな扉が現れる。漆黒に染まる扉には7つの穴があり、そのうちの3つには宝珠が填っている。そのうちの一つは1/3が欠けている。
金髪の男はその宝珠を扉から外し小僧と呼んだフードに顔を隠した青年へと差し出す。
「わかりました」
宝珠を受けとった青年は宝珠へと意識を集中し、そして探り必要な力だけを探しだしてゆく
ピキッ
宝珠にヒビが入り、1/3欠けていたのがさらに1/3欠けて霧散し青年へととりこまれてゆく。
「これ以上の力は不要です。お返しします。」
青年は金髪の男の方へ欠けた宝珠を放り投げる。
「フフフ…ハハハハハ!それだけでは無理だと思うぞ小僧?遠慮なくすべてもっていけばいいだろう。」
再び、金髪の男は青年へと宝珠を差し出す。
「ないのなら、作り出せばいい。」
そういった青年は背後に現れた白き扉の中へ消えていった。
「…ククク…フハハハハハハハハハハハハハッ!面白い。実に面白い!どこまで私にお預けさせれば気が済むのだ!フフフ…」
金髪の男は背後にある漆黒の扉の穴へと鮮血色の欠けた宝珠を填め込み、扉の中へと消えていった。
後3話でエピソード0は完結します。