表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鉄と真鍮でできた指環 《3》 ~災厄の首飾り~  作者: とり
 第2幕 災厄(さいやく)の首飾り
17/59

17.語尾に「ですわ」がつく



   ・前回のあらすじです。

   『生徒のウォーリックが、和泉いずみに【ぬれぎぬ】をきせられる』






教授(きょうじゅ)。どうもあなたは意地でもこのわたくしに汚名(おめい)をきせたいみたいですが、ざんねんですわね」

「ええ?」

一連(いちれん)の騒動は、あそこにいるじゃじゃ(うま)のしわざです」

 ウォーリックに解放(かいほう)してもらい、和泉(いずみ)は立ちなおった。白髪(はくはつ)(あたま)をかいて、ズボンのポケットから『手配書(てはいしょ)』を出す。特徴(とくちょう)を確認する。()()りにたたんでいたのを、(ふた)()りにもどして。


「だってほら、()てみろよ。ひたすら『タカビー』で『美人』で『語尾ごびに“ですわ”がつく』とか。あと『高笑(たかわら)いする』とか。そんな人間が、ウォーリック以外に何人(なんにん)も存在するわけないじゃないか」

「ごく自然にわたくしのありようを侮辱(ぶじょく)された気がしないでもありませんが、まあいいです」

 ウォーリックは(かみ)のもうかたがわ――きれいにふたつに折れて、ぴったり和泉(いずみ)の手におさまっている『上半分(うえはんぶん)』――『モンタージュ』部分を、しゃがんでながめていた。

 立ちあがりながら、それをぴらっと引きあげる。

 和泉(いずみ)の視界に、『おたずねもの』の少女(しょうじょ)(かお)があきらかになる。

 その刹那(せつな)!!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ