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第弐拾壱話 とあるハンターの試験結果

捕虜となっていた商人達と共に、盗賊が溜め込んでいた金銭、金目の物、食料等を馬車に乗せて撤収準備をしている中、少し離れた場所でスティングはリュータローから説教を受けていた。


「貴様の勝手な行動で捕虜救出に支障が出た。それが何を意味しているか分かっとるのか?」

「・・・捕まっている人達を危険に晒してしまった」

「それだけか?」


その問いにスティングはリュータローの右肩を見る。どこから放たれたのかは分からないが、自分を庇って矢を受けた。自分があんなことしなければ、彼がこんな傷を負うことは無かったかもしれない。


「仲間を危険に晒し、あんたにも怪我をさせた」

「そう。今回はワシ1人が毒矢を受ける程度で済んだから良かったものの、あれは全員が死んでいてもおかしくなかった。貴様1人のせいでな」


自分1人で先走ったことで盗賊に気付かれ、他に仲間がいることも察知されて捕虜を人質にされようとしていた。幸い、リュータローの素早い判断と指示で人質を取られるなんてことは未然に防げたが、もし人質にされていたら。リュータローの言う通り、全員が死んでいてもおかしくはない。


「・・・すまなかった」

「ワシだけに謝ってどうする。謝るなら全員の前でだ」

「そのつもりだ。今のは・・・・その肩の傷だよ。オレのせいで」

「ハッ、こんなもん気にするでないわ。未来ある若者(ワカモン)を守るのは老兵の役目よ。貴様のような未熟者を導くのもな」


それにこの程度なら全然カタナ振れる、と右腕をグルグル回して見せる姿に、コイツ本当にジジイか?とツッコミを入れたくなった。


「皆・・・その・・・すまなかった!!」


戻ってくるや突然頭を深々と下げるスティングに、一同は目を丸くした。


捕虜となっていた商人達はよく分かっていないが、ブロンやアイラ達の思考はこの瞬間、完全にシンクロしていた。


ス、スティングが謝っている!!?


頭を下げたままのスティングは、周囲の動揺に気付く事なく謝罪を続けた。


「今回の試験では初日から皆に迷惑をかけてばかりだった。それに突っ掛かってばかりで雰囲気も悪くしていたし、さっきも勝手に突入して皆を危険に晒した。本当にすまなかった」


ブロンは、頭を下げ続けるスティングの後ろで、袖の中で腕を組み、佇んでいるリュータローに目を合わせた。その視線に含まれる意図を察したのか、リュータローは何も言わず頷く。


「お前は周りの事を考えていなさすぎる。実際、それでセンセーが怪我をしたんだ。もっと周りの事を考えて発言、行動しろ。次は自分か他の誰かが死ぬことになるぞ」

「・・・あぁ」


ブロンの言葉に短く答えて顔を上げる。左頬は腫れていて、右頬には出発前に付けられた傷に対し、垂直に新たな傷が付き、十字になっていた。


「またセンセーに反省しとろ付けられたか?」

「いや、これは自分で付けた」

「此奴(こやつ)なりのけじめってやつじゃ。が、これで許してやれなど言うつもりはない。ブロンさん以外にも言いたいことがあるなら言うてやれ。因みにワシはぶん殴ったった」


「「「うわぁ・・・」」」


きっととんでもなく痛いんだろうなぁと、スティングの腫れ上がった左頬を見る。センセーにぶん殴られたのならこれ以上は言う事は無い。そんな気持ちにさせられる。


「まぁ、アタイは危ない所を助けられたし、アルトにも発破をかけてくれたからな。それでチャラってことでかまいやしないさ」

「・・・おじいちゃんが怪我した・・・それは許せない」

「ん?この程度なら全然カタナ振り回せるぞ?」


右腕をグルグル回して見せるリュータローに、あんた本当に老人か?と一同は内心ツッコミを入れる。


「んっ、ならいい。おじいちゃんすごーい」


約一名を除いて。


「他にないなら帰るとしようか。商人の皆さんもお疲れじゃろうし」

「すみません。お気遣い感謝いたします」


商人達はペコペコ頭を下げて、そのまま馬車に乗り込む。


帰りの途中、日が傾いて紅く染まってきたため一晩野宿することに。

夕飯は行きとは違い、リュータローがアイテムボックスにストックしていた肉を串焼きにしたもの、肉を具材にスープにしたものが出された。串焼きは塩だけでなく、なんとハーブも使われており、口に入れた瞬間に鼻へと抜ける香りが食欲を刺激する。スープにも同じくハーブが使われていて、こちらは食欲を刺激するものではなく、心を落ち着かせてくれるような、優しい香りである。


「ほう」


レイアスは静かに唸る。肉と調味料を使った大盤振る舞いとも言え、香りでも楽しませてくれるこの食事は、本来遠出している間は食べることはほぼ不可能な代物だ。いや、ハンターであれば、遭遇した動物や魔物を狩ってその肉を食べることはある。だが、ここまで手の込んだものは作らない。

しかし、リュータローがそれを敢えてやったのは、共に試験を受けた仲間への労いと、捕まっていた商人への気遣いだろう。その証拠にブロンやアイラ達、商人達に焼き上がった串焼きを渡し、無くなる前に次の肉を用意して焚き火の周りに刺していき、自分はあまり食べていなかった。


ここまで気配りできるとは。


伊達に年を取っていないということか。


「リュータロー、アンタも食べたらどうだ?」


試しに声をかけてみると。


「こんな老いぼれよりも、まずは食べ盛りの若者達からじゃろうて。お主も試験官ご苦労じゃったな。ホレ食え」


そう言って串焼きを一本差し出してくる。


「いや、一応まだ試験は終わってないんだがな」


と言いつつ欲望に負けて食べてしまう。柔らかい肉から溢れてきた脂は、甘みさえ感じる程に美味しかった。


そうして食事も終わり、アイラ達は満足げな表情で、商人達はようやく心から落ち着けた様子で休んでいると。


「小僧」


リュータローが突然スティングへと声をかける。


スティングは、まさかまた何か怒られるのか?と内心ビビりながらも、なんだよ、と何故か強がって返事してしまった。


「そう身構えるでない。ただ甘いもんは好きか聞きたいだけじゃよ」


甘いもの?


ぶっちゃけ大好きだ。しかし、なんか恥ずかしくて素直には答えれない。


「別に、嫌いではねぇよ」

「それはよかった。ほれ」

「うわっ!?」


突然ヒョイッと何かを投げられ、咄嗟のことに驚いて一瞬取り損ねて落としそうになったが、なんとかキャッチする。投げ渡されたのは葉っぱに包まれた何かで、その葉っぱ越しにポヨンと柔らかい感触を感じる。包む葉っぱを開けると、青白い半透明のものが。一目で分かる、これはスライムだ。そしてその中心部には何やら黒いものが入っている。


「なんだよこれ」

「食ってみな。飛ぶぞ」


飛ぶて、ヤバいクスリかなんかじゃねぇだろうな?とツッコミを入れつつ、スティングはスライムを一口。


プルンとしつつもモッチリとした食感は、このスライムの鮮度がある程度落ちていることを示している。恐らく仕留めてから3日ほどは経過しているだろう。ここまで鮮度が落ちたスライムは本来スティングにとって好みではないのだが、スライムの甘みの直後にやって来る別の甘みと風味が、それを気にさせない。むしろここまで落ちた鮮度だからこそ、これを甘味たらしめているのだと理解させられてしまう。今まで味わったことのない至福に、スティングは飛んだ。


「リュータロー。今スティングが食べたのはなんだ?」

「ちょいと試しに作ってみた甘味じゃよ。皆も食後のデザートにどうじゃ?疲れた時には甘いものじゃて。さぁさ、商人の皆様方もどうですかな?」


なんと用意の良いことか。量は充分にあるとのことなのでレイアスやブロン達だけでなく、商人達も遠慮なくいただく。


「やや!?この甘みはスライムのものだけではありませんな!」

「この黒いのは何で作っているのですか?」

「それはアズキ・・・いや、こちらではアグリスと言ったな。アグリスと砂糖を使っているのですよ」


商人達は一同驚く。アグリスは渋い上に苦い豆で、とても食べられたものではないことで有名だ。それが渋みも苦みも無くなり、あるのは甘みと上品な香りのみ。正直、これがアグリスで作られているとは到底信じられない。更に、材料に砂糖が使われていることにも驚きだ。砂糖は高級品であり、貴族や王族を相手にできるような大商会でもなければ扱うことはできない。そんな代物を一体どうやって手に入れたのか。


「こ、この砂糖はどうやって?」


1人が思わずといった様子で尋ね、それを聞いた他の商人達は、おい馬鹿!と尋ねた商人を見る。


商談の場でも、取引相手でもないのにこのド直球な質問は流石に失礼だからだ。せめて遠回しに聞いてくれ。それが商人達の心の声だった。


そんな商人達の心の声を他所に、リュータローはあっさりとその質問に答えた。


「リンウッド商会で購入させていただきました」


リンウッド商会。その名前を聞いて商人達は納得する。


リンウッド商会と言えば、グリフローラ王国では指折りの大商会の1つ。砂糖を取り扱っていてもなんらおかしくはない。

しかし、今度は砂糖を購入できるだけの資金を持つこの老人が謎で仕方がなくなってくる。


そこで、砂糖の出処を尋ねた商人が再び開こうとするが、他の商人達が、やめろ!よせ!何も聞くな!と目力で訴え、その圧に押されて口を紡ぐ。


「な、なぁセンセー。さっきのスライムマンジュー?もう1個貰えないか?」

「む?」

「ぼ、僕も!」

「おれも!」

「マディもー」

「1個と言わずたーんと食え」


アイテムボックスから大きな木皿を出して、それに大量のスライムマンジュウを乗せて差し出す。


「まだこんなにあったのか!」

「うまうま」

「こんなの初めてだ!」


大きな更に山盛りに盛り付けられていたにも関わらず次々とスライムマンジュウが無くなっていく様子に商人達は驚愕、というか恐怖していた。


「さ、砂糖が使われているということは高級菓子だよな」

「それが・・・あんな酒を飲むように消えていくなんて」

「確かにもっと食べたくなる美味しさだったが・・・」


末恐ろしいものを見る目となってしまっていた商人達に、リュータローは。スライムマンジュウを盛り付けた木皿をもう1つ出して、商人達に差し出す。ほ〜れ、これが食いたいんだろ〜?と言わんばかりの顔で。


もはや煽りだ。


結局、商人達は誘惑に負けて皿のマンジュウを平らげてしまう。その頃には、初めて人を殺すことを体験したアイラ達の表情も幾分(いくぶん)か明るくなっていた。


因みにスライムマンジュウを一番多く食べたのはスティングだった。





ーーーーーーーーーー




「さて、試験の結果と講評を各自に伝える」


試験を受けた一同は、説明を受けた時と同じ部屋に集まっていた。昨日の昼頃にテウリアへと帰還し、盗賊団討伐の報酬の受け取りと、溜め込んでいた金品等の山分けをしてそのまま解散。翌日となった今日の午後、試験結果の発表のため集った流れだ。


「まずはリュータロー。スティングの暴走(想定外)があったにも関わらず、的確な判断と指示で盗賊団の殲滅を成し遂げた。文句なしの合格だ」

「ふむ、ありがとうございます」


たしか元軍人と言っていたし、人を殺すことには慣れている様子だったし当然だろう。周りがおぉ〜と拍手する中、スティングは内心呟く。


「次にブロン。2班のリーダーを任されたにも関わらず、周りをあまり見れていなかったのは駄目だ。それさえ気を付ければ今後もやっていけるだろう。合格だ」

「おう」

「アイラ。合格だが、アルトに甘過ぎる。戦闘中もアルトのことを気にし過ぎだ。それではニールの負担が大きくなるぞ。パーティリーダーならば依頼中はプライベートと別けろ。いいな?」

「うっ・・・」

「アルト。お前はギリギリの合格だ。模擬戦でもニールとアイラがやられてようやく戦えた感じだったし、盗賊との戦いでも冷静さを欠き魔術が撃てなかったな?魔術士としての才能はあるが、ピンチにったり、発破をかけられたりしないとその真価を発揮できないようじゃ、今後が思いやられる」

「・・・はい」

「ニール。斥候としてだけでなく、前衛としてもブロンと並んで戦える実力、見事だった。しかし、決め手に欠ける場面も見受けた。今後の課題だな。合格」


ニールは静かに頷く。


「ナルゼとマディは見張りの迅速な処理は素晴らしかった。捕虜救出の際の連携も良かったぞ。合格だ」

「ありがとうございます!」

「んっ!」


ナルゼは元気良く答え、マディはドヤ顔でピースしている。


「最後にスティング」


そしてとうとう、レイアスの視線がスティングへと向いた。


「不合格だ」


言い渡された結果に、スティングは不服の感情も驚きもなかった。むしろやっぱりなという納得があった。初手から遅刻し、喧嘩まがいのこともして、挙げ句に作戦を無視して一人で突っ走ってリュータローに怪我まで負わせているのだから、逆に合格と言われる方が納得できないまである。


「お前は問題行動が目立ち過ぎる。一人で活動している時はそれでもいいが、ランク7に上がれば別のハンターと共同で依頼を受けることだって出てくる。その時にお前の素行の悪さは連携を乱し、依頼の失敗にも繋がりかねん。そもそも普段の素行から悪いんだ。今後もハンター稼業を続けていくつもりなら、自分の態度を周りがどう思うか考え改めろ。いいな?」


リュータローに怒られ、ブロンに言われ、そして今回の結果を受けてスティングは反省する。自分本位な考えは本当にやめるべきだと。自分の素行の悪さが連携を乱し、依頼の失敗にも繋がりかねないとレイアスに言われたが。それが今回、自分を庇ってリュータローが怪我を負うという形で現れたのだと思っている。

最初は、周りのハンターに媚を売るいけ好かないジジイだと思っていたが。勝手に先走って作戦を台無しにして仲間と捕虜を危険に晒したにも関わらず、そんな愚か者を身を挺して庇う優しさ。行為の愚かさを怒りはするが、それによって受けた自身の怪我には言及せず、むしろ気にするなとまで言ってくれた人格。そして、彼の言動に有無を言わさぬ説得力を持たせる風格と技量の高さ。

ブロンやアイラ達がセンセーと呼び慕う理由が、身近で関わったからこそよく分かる。


憧れた。


彼のようになりたいと思った。


だからこそ自分への反省として付けられた傷に、これからの決意として十字になるようの自ら傷を入れたのだ。


「あぁ、分かった」


スティングの返事を最後に、レイアスは試験の終了を宣言し解散となった。





ーーーーーーーーーー





「レイアスよ、今回の試験ご苦労じゃったな」


試験結果の発表と講評を済ませたレイアスは、その足でギルドマスターのオリビアへ報告に向かっていた。


「あの問題児を殺さずに済んだということは、妾の見立て通りリュータローが上手く更生さたということか?」

「いえ、討伐開始時点でもスティングの態度は改まらず、単独行動にも出ましたので、改善の見込み無しと判断し毒矢を放ったのですが、リュータローに阻まれました」

「・・・は?まさか貴様、隠蔽の外套(がいとう)を使わなかったのか?」

「もちろん使っていました」


オリビアはますます分からないという表情をする。彼女の言った隠蔽の外套とは、レイアスが姿を隠すのに使っていたローブのことであり、姿を完全不可視化させるだけでなく、足音を消し、気配探知や魔儺探知等といった索敵系の魔技を無効化する機能を持った魔導具だ。これを身に纏っていれば、聴覚や嗅覚に優れた動物、魔物でもない限りは気付かれないはずだ。


「どうやら臭いで最初から気付いていたようで・・・」

「カーッ!彼奴は狼人族かなんかか!?」

「ハンターに勘付かれていた上に、標的の排除に失敗するなんて。ギルドガーダーとして不甲斐ないですね」


オリビアの後ろに控えていた秘書の言葉に、レイアスはバツが悪そうに俯いてしまう。


ギルドガーダーとは、犯罪に加担しているハンターや著しくギルドに損害をもたらすハンター、もしくは将来的にその恐れのあるハンターの調査と監視、排除を目的に設立されたギルドの裏組織である。報告を行っているレイアスのように、普段は職員や受付嬢に扮してハンター達を監視している。そして、ハンターズギルドテウリア支部のギルドガーダーの隊長を務めているのが、このオリビアの秘書なのだ。


「そう言うでない。レイアスの技量に問題はないのじゃからな。むしろ、あの小僧の洞察力や勘が鋭すぎる。貴様の事もただの秘書ではないと看破しておったぞ?」

「え?」

「ゴブリン討伐隊への参加を呼びかけていた時に、小僧をここへ呼んだであろう?あの時に歩く姿を見ただけで武人であるだけでなく、手練れであり人を相手にしていることまで見抜いておった」

「・・・・」


秘書の表情が一瞬険しくなる。


「まっ、小僧のことは警戒する必要もあるまい。誠実な男じゃからな。変態スケコマシのスケベジジイじゃが」

「とてもテクニシャンでした」

「やかましいわっ!」

「なんの話してんですか!」


これ以上は生々しい話が始まりそうな気がして、思わずツッコミを入れて止めたレイアスは、咳払いをして報告を続ける。


「リュータローがスティングを庇う形で阻まれましたが、その後、リュータローの言葉を真摯に受け止めたようで改善の見込みが出てきました。よって排除は中断致しました」

「そうか。あの問題児を更生させれたのならばそれでよい。だが今後暫くはまだ彼奴の動向は注視しておくように。下がってよいぞ」

「分かりました。では」


レイアスが部屋を出ていったのを確認するとオリビアは、はぁ〜と脱力しながら全体重を背もたれに預けた。


「ボンボン(ジャック)を一度の悶着で改心させたから或いはとも思ったんじゃが。流石の小僧(リュータロー)でも、問題児(スティング)を更生させるには手こずったか」

「ですが結果的に殺さずに済んでよかったですね」

「あれでも実力はあるからな」


オリビアが大きなため息をついたのは、実力はしっかりある将来有望なハンターを失わずに済んだという安堵からだった。


素行の悪さから本来ならランクアップ試験を受ける資格の無かったスティングだったが、リュータローと一緒に試験を受けさせれば、リュータローが問題行動を諭すなり叱るなりして更生に繋がるのではと考えていた。そしてギルドガーダーを試験官にして、改善の見込みがなければ盗賊の攻撃に見せかけて殺害するという計画だったのだ。


「さて、スティングの今後がどうなることやら」


窓から訓練場を見下ろすと、リュータローにシバかれながら素振りするスティングの姿があった。

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