表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/11

第四話 《圧倒》

「私がいつあなたに倒されたいと言ったのですか…最近の若いものはせっかちですね」

そう言って犯人はライの攻撃を躱しカウンターを決めようとする…が、

「せっかちなのはどっちだ」

と言って、ライは犯人のカウンターを避け拳を叩き込む。

「ぐ…何故、たかが人間一人にこれほどの力が…」

「何、言ってんだ爺さん。俺はまだ本気じゃねぇぜ?」




「何…?本気ではない…か、だが…それは私も同じこと…見せてやろう…この、闘拳のとうけんのしょうの本気を!」

そう言うと、闘拳の将の体から溢れ出んばかりの闘気が吹き荒れた。

「闘拳の将…か、覚えておいてやる。俺はライだ。お前の名…お前が本気を出すと言うなら…俺も出そう、俺の本気を!」

そう言ってライも同じように体中から溢れんばかりの闘気を吹き荒らす…その様子はほとんど一緒…


「行くぞ!ライ!」

「来い!闘拳の将!」

双方動いたのは完全に同じだった。唯一違うところがあるとすれば…



圧倒的な力の差だろう




「ガハ!…まさか…これでも負けるとは…」

「言っただろう、俺も本気を出すと。」

そう言って闘拳の将は地に崩れた…その亡骸にライは手をかざし、

「お前の志は受け継がねぇが、お前の力は、俺が受け継いでいく。」

そうすると、闘拳の将の体が光りに包まれその光がライの体に取り込まれていった。




「さて、早く來那たちを治療しねぇとな」

そう言ってライは來那たちのもとへ戻っていった

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点]  初見です。  入れ替わりで能力が発現するという設定が面白いという印象を受けました。 [気になる点]  余計なお世話かもしれませんが、文のはじめの一字を空けるのが適切かと。  あとは、数行…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ