表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/55

8.学院生活

「ふぁぁぁーー。」


「なによ、そのあくび。夜更かししてるの?」


「まあ、ちょっとね。やりたいことがあったから。」


「ふーん、夜更かししすぎは体に良くないよ。」


「ああ、わかってるよ。」


俺が眠いのは無色にとって大事なイメージの練習をしていた。エイシュと特訓している時に分かったのだが、イメージは人によって違うので、自分が魔法を発動しやすいイメージを見つけるしかないのだ。


俺は炎魔法が一番得意なので、炎魔法を使う赤色の魔術師として学院生活を送るつもりだ。なので、今は炎のイメージのバリエーションを増やしている。


俺は集中したら時間なんか気にならないタイプだから、気づいたら朝になってたこともある。治さないといけないなと思うのだが、なかなか治らないんだよな。


「もう、授業中は寝たらダメだよ?」


「分かってるさ。多分寝ないよ。」


「多分じゃダメじゃん!」


「ほら、もう授業が始まるぞ?」


「ほんとに寝たらダメだからね!」


そう言って彼女は席に着いた。正直、学院の授業はエイシュのものに比べれば、かなり劣っている。だから、あまり聞かなくても別に問題はない。


学院生活は基本、午前中は座学をして午後から実技の授業行う。そして、たまに行事があったりする。


まあ俺がとりあえずやることは仲間探しだ。日々の生活の中から仲間候補を見つけていくしかない。


仲間になってくれるかは分からないが、エイシュとの約束なので守るしかない。


ひとまずは学院を平凡に過ごすか。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ