表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/55

6.戦うことになった

俺はクラスの一人の女子に戦いを申し込まれた。


あまり乗り気ではなかったが、相手の押しがすごいので根負けして渋々戦うことになった。


「決着は相手が降参するか、戦闘不能になったら終了でどう?」


「ええ、それで構いませんよ。」


「それじゃあ早速始めるわね!」


そう言って彼女は魔法を撃ってきた。


その魔法は氷の魔法だったので彼女の魔力の色は青色だろう。


俺はその魔法を軽々かわす。俺は魔力を体に纏っているため、身体能力が強化されている。ちなみにこれはエイシュから教わった。


「さすが特待生ってだけあるわね。でも、これはどうかしら!」


そう言うと、彼女の背後から無数の氷の棘が飛んできた。


(さすがにこの数は避けきれないか...。)


そう思い、俺は魔法を発動する。


すると、俺の前に炎の渦が展開された。

その炎で氷の棘は全て溶けた。


「なっ!?」


彼女は自分の魔法に自信があったのか、とても驚いている。


「もう終わりですか?なら、こっちから行きますよ!」


そう言って俺は炎の槍を生成する。それを彼女に向かって放った。


「くっ...。」


彼女は水魔法で相殺する。が、俺はそれを見越して新たに魔法を生成していた。


それはさっき防御で使った炎の渦だ。だが、今回は攻撃に使う。炎の渦は彼女めがけて伸びていき、直撃した。


「きゃあぁぁぁ!!」


彼女は衝撃で飛んでいき、床に叩きつけられた。

どうやら気絶しているようだ。俺の勝ちだな。


それにしてもなんでこの子は俺に戦いを挑んできたんだろう?俺にはまったく身に覚えがないのだが。


そう思ってると、一人の女子生徒がこちらにやってきた。


「あのー、ちょっといいかな?」


「え、ええ。大丈夫ですよ。」


「そのー、あなたが戦ったその方なんですけど...。この国のトップであるヴァンテント公爵の一人娘、アイル=ヴァンテントさんなんです。」


まじかよ、、、。こりゃ余計面倒なことになりそうだ。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ