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蟲の世界  作者: 霧雨 鴉
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蟲の世界 キミガサカマキリ

「なんだよ…これ」

彼の目の前にある光景は無惨なものだった。基地だ。ボロボロになっていた。半壊いや、それほど壊れていない。しかし、問題はそこではない。

「カマキリ…見たことない種類だな」

体は黄緑色。頭部に傘のようなものがある。体の高さは通常の人間が170㎝だとすると、約三倍。腕には巨大な鎌がある。顔に対して体は細長く。大きい目玉で彼を見ている。

「殺れるか、わからないが。殺るしかないか」

彼は、サブマシンガンをカマキリの頭に向ける。

「動いた瞬間、目玉に風穴あけてやる」

カマキリは羽を広げ威嚇をした。その瞬間、グシャッ!。片目が潰れた。緑色の液体が目から垂れ流れている。しかし、カマキリは羽を広げ彼の方めがけて飛んできた。

(飛距離が長い、雄か)

奇声を発しながら、彼の目の前に止まった。片目が潰れた状態で彼を見ている。カマキリの体の中からボコボコと何かが、カマキリの体を巡っている。カマキリは奇声を発しながら悶え苦しんでいる。その瞬間、カマキリの顔が歪んだ。



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