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No.1984.だから サヨナラ

だから サヨナラ もっと一緒にいたかったけど 最後のワガママ


私の体の中を好き放題引っ掻き始めた青い光

それは凶暴 凶悪 狡猾 じわりじわり時間をかけて


原発が側にある 生まれた時から当たり前

その本当の恐ろしさを知りもしないで

知ってしまった時のその恐怖はきっと忘れられない


収束の見通しもたたないままに解決も出来ぬまま

進んでいくのは狂気と矛先の無い憎悪

何度も同じ事繰り返しているのにまた繰り返してる


イマ メノマエニ アル シンジツカラ メヲ ソムケテモ

アナタノ イノチノ ヒガ タダチヂムダケ


何が勝利 何が敗北 日常を過ごしたいだけ

今も目の前を 飛び交う 悪魔の光

この体の外からも内からも 激しく放射されて


まるで私達を実験体にしてるかのよう

彼等中枢は この大地に縛り付けている


私達は闘う あの日の空はもう戻らないけど

この場所で生きてきたから

明日 消えるかもしれない命だから


同調圧力に曝されて福島で私達は少数派にしかならない

復興したいという気持ちはもちろん理解出来るけど

撒き散らされた放射能汚染は除染出来ない程に

とても酷いレベルになっていて今でも毎日モクモクと垂れ流して

私達の生活圏へ容赦なく降り注いでしまっている

事故の被害者である私達こそがまずは声をあげなければ

それなのに違う方向へ違うベクトルへ進もうとしている

だからこそ声をあげつづけなければならないんじゃないかな


あなたが 戻ってきた時 私は既に この世に いないかもしれない

だから サヨナラ もっと一緒にいたかったけど 最後のワガママ


でももし この事故が収束の方向に向かった時

まだ私が 生きていたならば 一度だけでいい ただ 抱きしめてね

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