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モノクローム Ⅰ

 神様、私は悪い子です。


 私は嘘つきで醜い女の子。


 いや、嘘はついていないのかもしれない。


 ただ、黙っている。


 騙しているのです。


 それは、あの人が望む戯曲(ぎきょく)だから、


 私は今日もそれを演じる。


 それが私にとっても一番心が休まる形………


 結局、私が望んだ形。


 でも、あの人は本当にこの形を望んでいるのかな?


 あの人も、私の為にピエロを演じているのかも?


 この戯曲(ぎきょく)を演じる事があの人にとって重荷なんじゃ?……


 だとしたら私は…、


 その戯曲(ぎきょく)をためらいなく破り捨てる覚悟だ。



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