嫌いなんて思ってない。
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12月30日。
クリスマスを終え、5日が経った16時ぐらいのこと。
奈々からLINEが来た。
いつも通り、面倒く誘うに旬は奈々から送られてきたLINEの内容を見た。
「ねぇ、もし仲良い人が自分の嫌な情報流してたらどうする?」
俺はいきなりで一瞬理解ができなかったが、そのあとすぐに俺は察した。
「嫌な噂?噂の内容によるけど。」
「自分が嫌になる噂!なんか自身がなくなるような噂が流れてたら!」
俺は噂の内容を確信したが、普通に答えた。
「う〜ん、嫌かな。」
「その話が本当かどうか本人確かめられる?」
俺はこの話をすぐに終わらせたかった。
「多分無理だわ。てか、ちょっと風呂入ってくる!!」
と俺は話を一旦終わらせるために言い訳を言い、スマホを閉じた。
20分後、入浴を終えLINEを開いた。
俺は焦った。見事に予想は的中したのだ。
「実は旬が奈々のことを好きじゃないのに付き合ってるって聞いたから気になって、本当なの?」
俺は10分以上既読を付けず、また言い訳を考えた。
まず、どこでその情報を得たのかが気になった。
「え!誰がそんなこと言ってたの?仲の良い女子?」
「いや、違う白羽から聞いたの…。」
俺は驚き、白羽に少し怒りを感じた。
「それが本当ならそれでも良いんだけど、ショックだなって」
俺は白羽にそんなことは言ってないと嘘を伝え、俺と奈々が付き合う前にクラスのみんなからの煽りがあったから切り抜けるために「好きじゃないし」とは言った。と送った。
すると、「そーなんだ。今もそう思ってる?」と返信がきた。
旬は考えた。普通なら好きだよと返すのが一番この状況をよくするのだか、好きでもない人に「好き」とはどうしても言えなかった。
だから俺はこう答えた。
『嫌いなんて思ってない。』
「そっか!正直なこと言ってくれてありがとう!」
奈々は安心したのか話の内容を、変えた。
すると、何故か俺は元カノの事を思い出してしこう思った。
「なぜここまでしなきゃいけないのか」と。
俺は元カノのことが本当に大好きだった。
好きって言いたいし毎日彼女を思い出してしまうほどだったのに、俺は前の生活に戻りたいと強く思った。
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