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人間が生理的に無理なので魔王やります  作者: あんぱん隊長
第1章 サキュバスの国
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第23話 王都に向けて

 ――グサッ、グサッ。


 本隊と戦い、戦場だったところでミーナの部隊は爆発で吹っ飛んで尚、息のあるオークにナイフを刺して回っている。


「ふ~これで一応全部かな~。」


 オークの兵士には全員とどめを刺しておいた。


 戦争が終わったらオーク達とは共存したいところだが、サキュバスを道具だとでも思っていたやつらと共存するのは難しい。


 意識改革などそう簡単に出来ることではないからだ。



「予定通り、終わったので王都に向かいます。爆弾を配布するので並んでください。」


 ミーナはアイテムバッグに魔力をこめ、あるものを取り出した後、同じ部隊のサキュバス達に爆弾を取り出させ、リュックサックに詰めていく。


「あー疲れるわー」


 爆弾を詰める作業をしているサキュバス達から少し離れて、アイテムバッグに入れてこっそり持ってきていた紅茶を飲む。

 各自水筒は支給されているがそれらには水が入っている。しかも冷たくはない。


「いやーヴァイスくんの氷のおかげでアイスティーが飲めるしいいねぇ。」


 ミーナはヴァイスから貰った氷と一緒にアイテムバッグに紅茶をしまっていたのだった。


「何飲んでるんですか。」

「え、ええ?た、ただの水だよ???」


 アンがジト目でミーナが飲むお茶を見ている。


「さっきの独り言聞いてたんですけど。」

「ちょっとあげるんで、黙っててください。」



 アンも冷えた紅茶を飲む。


「いや~生き返りますね~。」

「……ちょっと飲みすぎじゃない?」


「みんな聞いてー!!アンさんがー!!」

「ちょ!やめて!!」


 そしてなんとかアン以外には紅茶の件はバレずに済んだ。



 爆弾の配布が終わった後、ミーナの部隊は、再び飛んで、王都へと向かう。



‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐


 俺は砦を出て、一応本隊を警戒していたルナたちに合流した。


 俺はルナに話しかける。


「伏兵がいて国に奇襲かけてきたけど潰したから問題はない。一度砦に戻ってから、オークの装備の回収な。凄く大変だろうけど頑張って。」

「何故一度戻る必要が??」

「これだけの荷物ルナのアイテムバッグがあっても厳しいだろ。応援を呼んで来いよ。」

「あなたのアイテムバッグにしまわれては?」

「流石にこんなに入るわけないだろ。」


 まあ、俺のはダミーとしてアイテムバッグを持っているが、実際格納するのにはスキルを使っているから入れようと思えば入るわけだが。


「ロイ様が来る前に呼んできてくださればよかったのでは??訓練したとはいえ、これだけの往復は疲れるんですけど。」


 適当に乗り切れるかと思ったらやっぱりそこをついてきたか。


「……ちょっとここでスキルを使いたいから、それをあまり知られたくないんだよ。見られないためにも一度帰ってほしい。」

「最初からそう言ってくださればいいのに。」

「まあ、その……すまん。」

「わかってくださればいいのです。」


 ルナは弓部隊の皆の方を振り返って言った。


「オークの装備を回収するので一度帰ります。放置しておくのもアレだと今話し合いました。」


 部下をうまく言いくるめてルナたち弓部隊は国に戻った。


「あ、国が平和になったらって約束覚えていますよね?」


 と言い残して。



 そして俺は今戦場だったところを駆けている。


 グロテスクな感じになっている戦場で、ルナやミーナ達が倒したオークからステータスを貰っているのだ。

 あとついでに騎乗者が死んでその場にいる馬も「インベントリ」に突っ込んだ。結構な数は逃げてしまったようだが。


 俺が出撃するために、懸念事項はなくしておいたから国が攻撃を受けることはないだろう。


 かなりの数のオークがいたため、走るスピードはぐんぐん上がっていった。



 そして、俺のステータスはこんな感じになった。


ステータス

 名前:ロイ


 種族:魔王


 職業:魔王


 Lv:35(経験値2324/3500)


 年齢:1


 HP:50972/50972


 MP:60495/60548


 筋力:40725


 耐久:39247


 素早さ:37828


 称号:「魔王」「剣王」「弓王」「異世界からの来訪者」「魔法の天才」「剣の才能」「弓の才能」「爪術の才能」


 魔法:「上級火属性魔法」「上級水属性魔法」「上級風属性魔法」「上級雷属性魔法」「上級土属性魔法」「上級光属性魔法」「上級闇属性魔法」「上級無属性魔法」「時空魔法」「翻訳魔法」「身体強化魔法」「付与魔法」


 スキル:ユニークスキル「真の王の器」「インベントリ」「異世界知識」「隷属操作」「ステータス表示変更」


     スキル「剣術Lv10」「弓術Lv10」「爪術Lv4(熟練度4/50)」「飛行Lv5」「性技Lv10」「鑑定Lv10」「魔法加工」「威圧」「神速」「ステータス偽装」「手加減」「全属性魔法適正」


 耐性:「麻痺耐性Lv3」「毒耐性Lv3」


 状態:「魔力障壁」「身体強化」



詳細


 称号「剣王」・・・剣を極めたものの証。動体視力に補正。


 称号「弓王」・・・弓を極めたものの証。視力に補正。


 耐性「毒耐性」・・・全ての毒状態を無効化出来る。



 剣術などのスキルは10で上限に達した。レベルが上がると次のレベルに必要な熟練度が増えるし、上がりにくくなるので、熟練度の数値を貰えるというのがすぐに強くなる原因だろう。


 ちなみに称号「弓王」はルナも持っている称号だ。ルナは驚異的な才能で熟練度が上がりにくくなるという壁みたいなものに全くぶつからず、極めるに至った。



《一定の「王」のつく称号を手に入れたため、ユニークスキル「真の王の器」の能力が解放されました。》



 そして突然メッセージが表示されたので、ユニークスキル「真の王の器」を「鑑定」する。



詳細


 「真の王の器」・・・触れたもののスキルや特性、能力を取り込める。ステータスは相手の合意があれば可能。ただし死後1日以内なら強制的に取り込むことが可能。

 

 

 なるほど。相手の合意があれば取り込めるようになったのか。でも、現時点で能力を隠してる俺にとってはあまり使い道がない。

 メッセージの感じからして、「王」と名のつくスキルを手に入れればこのユニークスキルは強くなる可能性があるということだな。




 能力の確認を終えた俺は「クリーン」を使って、血を落とす。能力を取り込むのに死体に触れる必要があるからだ。

 ちなみにこの「クリーン」は使われると変な感覚がする。


 心象的にもなんとなく風呂に入りたいな。


 そのうち温泉でも掘るか。



 そしてミーナ達に追いつくため、「手加減」して「飛行」を使うのだった。



 いや、これ本気で使ったら拙いでしょ。

9/21 一度書き直したのですが書き直す前の文章が混ざっていたので1文消しました。すみません。

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