市販の小説は最高の教科書
初出:2007年8月3日
僕はよく小説を再読します。
買った小説は最低でも二回は読んでいますね。まあ、マンガもですけど。
で、市販の小説は、プロが書いたものなだけあって、参考になる点が本当に多いです。
僕が『マテリアルゴースト』(富士見書房)を何度も何度も読み返すのは、各キャラの特徴を掴むという目的の他にも、地の文や面白いかけ合いを文字通り『見て盗む』ためだったりもするのですよ。
楽しんで読めるうえに、小説を書く際の参考にもできる。市販の小説は本当、モノカキにとって最高の教科書だといえると思います。
さて、その『マテリアルゴースト』も昨日で最終巻まで読み終えました。その結果、5巻のカバーはすっかりボロボロになってしまいましたよ。
ボロボロになったのは、主にあらすじの書いてあるところと表紙を繋いでいる部分ですね。僕の持っている小説は大抵こうなっていたりします。物によっては、裏からセロテープで貼りつけてもあったり(苦笑)。
ちなみに現在は、スクウェア・エニックスから出ているマンガ『スパイラル~推理の絆~』を読み返しています。もう何回読み返したか、数え切れないくらい読んだんですけどね。面白い作品は何度読んでも面白いので。
それに、この作品に出てくる『裏の読みあい』を僕も書けるようになりたいんですよね。……まあ、まだまだ僕には書けそうにないですけど。
でも、いつかは書けるように、日々精進していこうと思っています。




