表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
刑法私的解釈  作者: 尚文産商堂
第五章 仮釈放
38/338

第二十九条 仮釈放の取消し

第二十九条  次に掲げる場合においては、仮釈放の処分を取り消すことができる。

 一  仮釈放中に更に罪を犯し、罰金以上の刑に処せられたとき。

 二  仮釈放前に犯した他の罪について罰金以上の刑に処せられたとき。

 三  仮釈放前に他の罪について罰金以上の刑に処せられた者に対し、その刑の執行をすべきとき。

 四  仮釈放中に遵守すべき事項を遵守しなかったとき。

2  仮釈放の処分を取り消したときは、釈放中の日数は、刑期に算入しない。



次に掲げている場合においては、仮釈放の処分を取り消すことができる。

一 仮釈放中にさらに罪を犯し、罰金以上の刑に処せられたとき。二 仮釈放前に犯した他の罪について罰金以上の刑に処せられたとき。三 仮釈放前に他の罪について罰金以上の刑に処せられた者に対し、その刑の執行をすべきとき。四 仮釈放中に遵守すべき事項を遵守しなかったとき。

2、仮釈放の処分を取り消したときは、釈放中の日数は、刑期に参入しない。


仮釈放処分を取り消す場合、1項各号に該当する必要があるんだ。つまり、仮釈放中に犯罪をして罰金以上の刑に処せられたとき、仮釈放前にした他の犯罪で罰金以上の刑に処せられたとき、仮釈放前にほかの犯罪で罰金以上の刑に処せられた者に対してその刑を執行すべきとき、仮釈放中に遵守すべき事項を遵守しなかったときの4つだね。これらの事由に該当していれば、仮釈放を取り消すことができるんだ。ちなみに、仮釈放が取り消された際、その仮釈放によって釈放されていた日数は、刑期に参入することはないよ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ