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刑法私的解釈  作者: 尚文産商堂
終わりに
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終わりに

「……で、刑法は終わり。どうだった」

俺は彼女に尋ねる。

彼女はというと、どうにか話を理解しようとして頭の上にでっかい?マークが出ているのがアリアリと分かった。

俺はため息をつきつつ、彼女に言う。

「刑法は面倒だからな。民法よりは具体的な話だから、まだ分かりやすいとは思うが」

「それでも、まだ表面をなぞったぐらい、っていうんでしょ」

「その通り。刑法も明治以来、さらにはそれ以前の話が出てきたりするから。その頃の理論や今の理論などいろんなものがあるんだ。そのあたりも勉強しないといけないよ」

「はーい」

そして、日も暮れかかっている事務所に鍵を閉め、彼女とともに帰る。

今度は、いったい、なにを教える羽目になるのだろうか。

楽しそうに大学の話をしてくれる彼女を見ながら、そんなことをぼんやりと考えていた。

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