第九章 放火及び失火の罪
ここからは、放火や失火についての罪を見ていこう。刑法では第108条から第118条までの規定だね。
火災の現況を見ると、出火件数は平成16年以降、徐々に減りつつあるんだ。ちなみに、平成26年中の出火件数は4万3741件になっているんだ。そして、その出火原因としては、失火が全体の66.9%を占めているんだ。放火やその疑いは18.4%、自然発火や再燃が1.7%で、天災も0.5%ほどあるんだ。
日本は昔から放火は重罪とされていて、それは、日本の伝統的な家屋が木造構造で、燃えやすいからだという説があるんだ。刑法以外に記されている放火や失火についての特別刑法があって、例えば森林法第202条から第204条にかけては、森林に対する放火や失火の規定があったり、失火についても明治三十二年法律第四十号によって重過失の失火に限って民法第709条の規定が適用されるといったことが規定されていたりするんだ。
[作者注:以下のサイトを参考にしました。
・消防白書平成27年度版
http://www.fdma.go.jp/html/hakusho/h27/h27/index.html
なお、第1章第1節1出荷状況、及び4出火原因を参考にしました。
・Wikipedia>放火及び失火の罪
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E7%81%AB%E5%8F%8A%E3%81%B3%E5%A4%B1%E7%81%AB%E3%81%AE%E7%BD%AA
・Wikipedia>森林法
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E6%9E%97%E6%B3%95
・法令データ提供システム>森林法
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S26/S26HO249.html
・Wikipedia>失火ノ責任ニ関スル法律
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%B1%E7%81%AB%E3%83%8E%E8%B2%AC%E4%BB%BB%E3%83%8B%E9%96%A2%E3%82%B9%E3%83%AB%E6%B3%95%E5%BE%8B
・法令データ提供システム>明治三十二年法律第四十号
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/M32/M32HO040.html
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