第10話 両親
三ヶ月ほど更新できておらず申し訳ございませんでした。
ここのところ忙しかったもので……
これからまたちょこちょこと投稿を再開したいと思います。
相変わらず投稿速度は遅いかもしれませんがこれからもこの作品をどうぞよろしくお願いします。
追伸:ほかのエピソードも少し付け加えたりしています。よければもう一度初めから読んでもらえるとありがたいです。
「え、えぇと……? ど、何方……ですか?」
「……は、」
「は?」
「母上!? ……と、父上!?」
「私をまるでついでみたいに……」
「あー、ごめんなさーい。ってそれはどうでもいいんですよ!! 「よくない!!」父上は一回黙っててください! 「……はい……」……それで、どうしたんですか急に————」
「ここからはわたくしが————っと、失礼いたしました、魔王様。陛下におかれましてはご機嫌麗しく「御託はいい。それより話を続けろ。」————はい。承知致しました。では…………
私の子の魔力の気配が急に現れたから飛んできたんですっ!!」
先ほどのようなおしとやか~な口調ではなくまるで叫ぶように声を出した。
それよりも。
(わたくしの子……? ってどういう…………?)
「ま、魔力の気配?」
「あぁ、そういえば母上は魔力を読むのに長けてたっけー?」
「ええ!! お腹にいた時とそっくりの魔力だったからもうびっくりしちゃって!! 今まで魔力のまの字も無かったものだから!!」
「なんで急に現れたんだ?」
「……ええと、私の、本当のお母さん、とお父さん……なの……?」
「ええ! ええ!」
「そうだ。」
「……私は……」
急に現れた両親を名乗る人たちになんて説明しようかと言葉を詰まらせた時、
「ユキは私の番だ。……異世界から来た。」
ベルゼヴァールが代わりに言ってくれた。
「「「「「「い、異世界!?」」」」」」
「魔王様の番!?!?」
十戒の皆も驚いている中1人だけ驚いているところが違うのは……彼がユキノの父親だからだろう。
「……はい。異世界から。……でも、今そう考えてみると今までのこと、全部辻褄が合いますね……。」
「そうなのか?」
「はい。例えば、私は両親と全く顔が似ていない。親族の誰とも。こんなの、中々珍しいですよね。まぁ先祖返りと言われればそれまでですが……」
「そんなに似てなかったのか?」
「まぁ、そうですね。私の世界ではこのように白を持つものがたまに生まれるのですがこれは先天性白皮症、または遺伝性疾患アルビニズム……一般的に言うとアルビノと呼ばれる、病気のことです。これは遺伝性疾患という言葉の通り、親族の誰かが白を持っていないとほぼならない病気ですが、私の親族は先祖も含め誰もいなかったそうです。」
「……ほぉ、そんな病気が。」
「そして、二つ目。私と母の臍の緒。」
「「「「臍の緒??」」」」
「ええ。私と母の臍の緒はまるで一回切れてまたくっついたまたは妊娠の準備をしていなかったのに急に現れたかのように、歪に繋がっていたんだそうで。」
「そんなことが。」
「確かにそう考えると……あ、そういえば年齢の割に成長が遅い、とかあったか?」
「? あぁ、ありました。というか、今、そんな感じです。八歳くらいから成長してません。異常だって言われましたね。」
(身長が一向に伸びないんだよね。というか顔も変わってない……)
「それはな……悪魔族は生まれて8年までは人間と同じ成長速度だが八歳から成長が、歳を取る速度が緩やかになるんだ。」
「へ……ぇ。そう……なんですね……。」
(つまり私は年を取っていなかったと。というかあの世界であのまま生きてたら絶対、完全に化け物扱いだよね!? いやずっと化け物扱いだったけど!!)
「あ、あとこれもかな? アルビノのはずなのに目が弱いどころか普通の人より視力がめちゃくちゃいいやつ……」
「アルビノのはずなのに、ってことは本来アルビノってのは目が弱いのかぁ?」
「はい。弱いです。先ほども言ったようにアルビノっていうのはいわゆる、生まれつき色素を薄く持って生まれる子のことでたとえ両親の髪が真っ黒でも白く生まれる。目の色は色々ありますけど、大体灰色や青色、珍しい色だと私と同じ赤、あと紫とアンバー、ですかね。
アルビノの人はメラニン色素という物が少ないため紫外線に対する耐性が低いので皮膚がんや日焼け、視力障害のリスクが高いんです。」
(外とか普通に出て大丈夫だったしね。さすがにあれ以上化け物扱いはこりごりだから言ったことはないけれど。)
「なるほどなるほど…………」
そうお父さん?がつぶやいたところで。
「そういえばなぜお腹から赤子が消えてしまったんですっけ、ファーレン公爵夫人?」
パティさんが私のお母さん(公爵家だったの!?)に聞く。
たしかにそれは気になる。
ユキノはこんな感じの子です(もうちょっと幼い感じでもよかったかも)
ドレスは適当なんであんまり気にしないでください、はい。




