~プロローグ~
作者は初めての投稿なため、至らない部分は多いかもしれませんが、読んでいただければ幸いです。徐々に怖く・グロくしていこうと考えています。
俺の名前は、吉田燕(よしだつばめ)……今年から大学生になる。
今日から、とあるアパートの二階二〇三号室に引っ越しが決まったわけなんだけど、そのとあるアパートって言うのが……裏野ハイツと言うアパートなんだ。徒歩10分圏内にコンビニやコインランドリーがあることや、バス・トイレが別で駐輪場があることでこのアパートを選ぶことにした。今日からこの場所に住むのだけど昼間に荷物を移動していたのだが、おかしなことにそこの住人には誰も会うことはなかった。そのため明日、他の部屋の人に挨拶をしようかなと考えている。
「今日からここに住むんだな……」
様々なこと頭の中で妄想しつつ、胸を躍らせて衣服やカップラーメンといった食べ物の整理、家具や調理器具を綺麗に並べ終わったところで二十二時が回り、今日やろうと思っていたことは終わった。やろうと思っていたことが終わり、何をしようかなっと考えていると、ふと目に付いたものがあった。
目の前にあったものは、小さい時によく遊んだゲームだった。よくこの場面が攻略出来ずに、攻略サイトを見つつゲームをした記憶が蘇った。懐かしさがあった。
「今からゲームでもするかな」
ゲーム機の電源を入れて数時間ゲームをしていると、風呂に入りたいと思った。二十四時が回っていたし、久しぶりのゲームだったため疲れたのかな……と思いつつ、風呂を沸かして待っていると、横の部屋からガタガタ……ドタドタと音がしたため、この時間帯に何しているんだ?って思い、壁に耳を当ててみると……
ピタ…… ピタ…… ピタ……
横の部屋から誰かが歩いている足音が聞こえ、自分の心臓なぜかドキドキしていると、
ピンポーン
え、っと思いつつ玄関に向かい、扉を開けるとそこには、高校時代の友達 高田義則(たかたよしのり)がスーパー袋を持って玄関の前にいた。
「なんだ、そんな変な顔して……もっとシャキっとしろよな」と高田が困り顔で言った。
「こんな時間に来るからだろう」
イラっと思いつつ、何しに来たんだと言う態度でいると、
「まぁ~あれだ……酒とおつまみあるから一杯やろうぜ」
スーパー袋の中からビンを取り出すと目の前に、見せてきた。
「しょうがないな……飲もうか」
友達を入れつつ、そこから深夜の飲み会が始まった。
二日目――七日目
学校が始まり、授業の話をポカーンと聞いていると、隣の席にいる女性がとても可愛いことに気付いた。可愛いと思いつつ見ていると目が合った。あっやべと思いつつ、目をそらそうとしたら、女性の方から話をかけてきた。
「私、浅野千里(あさのちさと)って言うのよろしくね」
「こちらの方こそよろしくお願いします、俺は吉田燕って言います」
俺は浅野さんとのちょっとした会話が終わり、授業を受けなおしつつ、心の中ではテンションが上がっていた。授業が終わり、昼休みに入ると浅野さんが話をかけてきた。
「一緒にご飯でもどうですか?」
俺の心の中はテンションが上がりまくりつつ、最大限のスマイル顔で俺は……
「お願いします」と言った。
昼休みは、浅野さんとのトークに花を咲かせつつ、昼休みが終わった。
今日の授業が全部終わり、浅野さんと一緒に帰ろうと声をかけると、バイトで行けないとのことだったので俺は先に帰ることにした。裏野ハイツに戻ってくると、隣の部屋の二〇二号室に入っていく黒髪の長い女性を見かけた。俺は声をかけようと迷ったが、かけるのをやめた。やめた理由は学校に通いだす二日前に戻る……
二日前……俺は、アパートの住人に挨拶をしようと一〇一号室から回っていた。一〇一号室の人は五〇代前後の男性で感じの良さそうな人で話が弾んだ。一〇二号室は、小太りな男性が出てきたが会話を少しした後に、すぐにドアを閉められた。一〇三号室には、三〇代の夫婦とそのお子さんがいたのだが、夫婦とのお話は明日の晩御飯で盛り上がっていたのでとてもほのぼのした。お子さんは二階へ続く階段の場所で上をじっと見ていたので、声をかけると子供は、そそくさと一〇三号室に帰っていった。
二階に行き、二〇一号室のインターホンを押すと三分ほどしてからお婆さんが出てきた。お話ししやすく一〇分ほどおしゃべりをしてから、二〇二号室に向かおうとすると、
「二〇二号室に行くのはやめといた方がいいよ~」
お婆さんにそう言われた。なぜ?と思いつつ、考えていると……お婆さんは部屋に戻っていった。俺は、疑問を思ったが、まぁいいやと思い二〇二号室のチャイムを押すと……カチャっと音がした。鍵が開いた音がして、先ほどのお婆さんの言ったことも気になったため、入ってみることにした。
「おじゃましまーす」とドアを開けてみると、部屋の中には何もなかった。
はっ?と思い後ろに下がると背中に冷たい何かが触れた。
後ろに知らない女性が立っていた……ブツブツと何を言っているのか聞こえない声で何かをしゃべっているのだが分からなかった。お話しでもしようと声をかけようとしたら、首をつかまれた。
「あ……がぁ……」声にならない声を上げつつ、凄まじい力で首を抑えつける手を退けようとしたが、何も出来ず、首のあたりが不穏な音をして死ぬと思った瞬間に……
俺は気絶した。




