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last file01. 電撃

 ひとまず鳥頭の連中をはたいて払い除けた私、ドロシー フォードはこあちゃんを箒の背中側に乗せてすぐに暗黒城の中へ崩れて空いていた部分から入る、そして予想ではこの城の地下にお父ちゃん、魔王黒龍がいるはず。会う事に迷ってはいけないと自分を奮い立たせながら1階へ、本来玄関入り口の間と思われる部屋へ、さっきの禍々しい言われた狐さんや珍妙な付喪神もパパの手下と戦っていた。


「いやー魔物!! あ、わたくしも魔物か」

「言っとる場合じゃのうて!! なんかせい!」


 何やかんや会う2人だねーと思いつつ、私たちもひとまず共闘する事に決めた。なお、年老いたモンスターの老兵が私を認知するなり魔王を呼ぶよう戸惑う手下に指示する、魔王黒おとうちゃんの兵たちが槍の刃先端を真上へ、姿勢良く大勢が何もしない。相変わらず整列され指導が届いているのが伺えた。事情を知らないヘレナちゃんと怜くんが遅れてやってくる。あれ私の魔法杖持ってる、やっぱり。ううん、それは何でもいいのそろそろお父ちゃんの気配が強くなってきた。なんというか気配が強いだけなんだけどね。優しいお父ちゃん。


「魔王様が来なさる!! 共々慎むように!!」


 大扉が新人兵2人によって厳かな音と共に開けられお父ちゃんがゆったりと入場、その3.2mある身長は昔と変わらず迫力が凄い。龍の黒い尻尾を擦りながら私たちを見下ろす。その赤い両目は龍族。


「久しいな娘、忌々しい事件から10年会っていない。生きていて良かった」

「うん! 会いたかった、泣いてない」

「おいで」


 なすがままお父ちゃんに抱かれる、諦めなくて良かった。後ろから狐の子、龍の波動をかんじるけどなんだろう。とにかくこあちゃんと何か言い合ってるみたい。え? お父ちゃん怪我してる。あの姫みたいな剣持ってる女性が?


「お前が、お前がサファイアの国を滅ぼした!! 魔王黒龍……!」

「何が? あ、あなた天空都市の姫」

「ええなんで!? 雷太が殴って、チッ!」


 何かをヘレナちゃんが考えた舌打ちで察してしまったところで私はお父ちゃんの腰に巻き付けてあった鞘の大剣を勝手に引っこ抜く。


「ふーんあなた、なるほどね。波動を見る限り貴方とその小娘と少年、黒龍の一族か。なんで似てるんだろうねー、まあいいか。あんたら一斉に! ウィンドハウンドレッドブレード!!」


 来る……! あれがサファイアの暴龍を沈めた100の風、でもなんで? 言い分が違う、伝承とはいつも曖昧ね。でも⦅真実⦆は負けない!!


「デーモンスラッシュ!」


 緑と黒が混ざった私の衝撃波と恐らくリップル姫の衝撃波が激突、相殺して土煙が視界を奪う。にも関わらず咄嗟に私の元へ飛び込んできた。これでは避けれない! え?

 雷太くんが止めに入った、エクスカリバーカ剣の奪い合いとなった、多分エクスカリバーだけど。その隙に私はお父ちゃんの元へ、傷の手当てをする。


「妹のお礼があるからな、俺が相手だ乳でか姫!!」

「にゃん!?」

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