file04. あの男ライジング
めちゃくちゃどうでもいい作者談ですか、作品タイトルの読み方は漢字部分が奇数と偶数順に読みます。
つまり神石龍 聖断罪ドロシーなのです。なので英訳もタイトルに添えているという。ええ、今後ともよろしゅうに。
はてさて翌朝、ドロシー氏宅で至れり尽くせりした私は運営特権の全マップを皆さんの前で表示し最も近くの城下町を紹介した。なお私も実際は見てないけど写真の雰囲気良さそうだし大丈夫だよね、うん! ま、実際のイメージと異なってもドロシー氏宅強いしいけるいけるぅ!! 勝った、帰りは酒。くー!! しゅわしゅわの発泡酒がヘレナモルフォを待ってるぜ!!
「じゃあ早速皆んなでいきましょうー!」
「「「はーい!!」」」
と、徒歩10数分で城下町へ、イメージ通り綺麗な場所で出店も多い、ほっ。と私のドレス風衣装の裾を引っ張る怜くん、かわいっ。
「ねーねー変なお兄さんいる」
「お! 私の方が変ですよ!! どれどれ……え?」
誰構わず大きい胸のお姉さんのを掴んで回るとんでもない、高校生ぐらいのお兄さんがいる。確かデータによれば緑埜 雷太、つまりこあちゃんのお兄さんか、お兄さん!? 妹アサシンといいなんつー、ええ!? これが先祖地球の創造者でお父さんが巨大機械生命体作った!? 無し、無し!! ま、とにかくは怜くんを離そう、そう決心した。あれ? いない、って普通に雷太に話しかけてるし。
「ねー雷太さん何してるの」
「日常ルーチンだ!! お前こそこんなとこで、もうそんな年頃か! ゲーム楽しいよな!」
「……殴られろ妹に」
とことこ私の方へ戻ってくる、ええまた面倒事の気配!! ああ変態男も来た。私胸には自信ありますよ!! じゃなくて。こわ!
「ふーん、お前フルアクセル・リング社のアンドロイドだろ、俺別の場所行くからよ。じゃ」
「敵対関係ですもんね、そちら宅と」
そのまま次の女性を探しに行った模様、やれやれ。あ、やれやれは私かてへ。そして私の真横を豪速で駆け抜ける影が雷太の腹を鈍い音を立てて殴る。あーあ、こあちゃんに本当に殴られたな。あれならやむを得ない。うんうん。
「ヘレナちゃんー! 怜くーん! こあちゃんはそいつ放っていくよー!!」
まあなんと可愛らしい優しき魔女さん!! 憧れるなぁヘレナ氏、るんるん!
適度に買い物を済ませ先に帰るとドロシー氏とこあちゃんに伝えられた。怜くんが私に話があるらしくゆっくりめに歩いている。
「話って? 聴き下手のヘレナちゃんにお任せー」
「ドロシー、僕の親みたいなもんなんだ。助けられたから、いつかドロシーみたいな強い人になりたい!」
「いいねぇ、私も同じだよーん。仲間!」
「仲間」
ふふ、手を繋いで歩いてくれるなんて可愛いなー。すっかりヘレナもドロシーさん宅の家族みたいだ、嬉しいな。夕焼け空の隣で私たちもぼちぼち家に帰る。




