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結界怪奇譚:結幕

 蓮さん曰くヒドラは完全消滅していないらしい、わずかな細胞と肉片がまた集合し暴れ回るだろう、と。私ドロシーが思うにもしかして超再生で苦しんでるのではないかと戦って感じた。感じただけで合ってるかはわからないけどねっ。

 今はというと私とリップル姫、雷太くんとレイラちゃんで女ヶ島おながしまを通り過ぎ大型客船でサファイアの国へ渡航中、私は酔うから大体は箒に乗って飛んで移動してる。あんまり海の上を飛んだことはなかったけど澄み渡る気持ちよさがあるもんだ。お、今度は海上討伐イベント【クラーケン】か!! じゃ、ひとまずはお父ちゃんの大剣で!! と思ったけどお金に目がくらんだ姫ちゃんがまるで見えない速度で既に真っ二つ。強いなーさすが! 不意に透明パネルが出て通話の申請がある、相手はヘレナモルフォちゃん!! なんやかんやで直で喋るのは久々、なんだろう?


「やっほーーーおひさおひさドロシー氏!!! おひさ!!」

「うるさ!!」

「ごめんごめん、それで何で電話したかと言うと、れいくんが剣士として大活躍でさー」

「ふふ、でしょうね」

「うん? でしょー、そちらは?」

「サファイアの国へ向かってる、色々あってリップル姫と意気投合してさ。姫ちゃんの相方捜してるわけ」

「ほうー!! どんな人?」


 私が400年前からタイムパラドックスする前の話、1回だけ姫ちゃんといっしょに行動するソル フォースという灰色の髪をした魔導士の男の子がいたのを、見たことがある。めちゃくちゃ視力が良くて反射神経高くて、何より魔法攻撃が的確なコントロールしているのが神速姫に勝る者って感じがした。魔法使いか、私は魔女のコスプレしてるだけで脳筋だし、他のメンバーもそんな感じね。魔法使い……。あんまり考えないようにしよ。

 それで、会話に紛れてヘレナちゃんにソル フォースという男について尋ねてみる。


「んー? ああ、ああ!! 私倒したえげつない強い、闘技場にいたあの魔法使い! コンニャロ!」


 なんか明らかにジョブをしているような。

 そして話している内にもうすぐでサファイアの国に着く、多くの建物や多数のサファイアで装飾された大きな城が見えてくる。その上空を姫ちゃんが指をさす、誰かと誰かが大きな魔法の激突を繰り広げていた。

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