4-3 色々な意味で運命の出会い(私がヒロインです(そうとは言えない))
私はシャロ=ローデンス、田舎街トロンペンに住む学園を卒業したばかりの十八歳よ、街は普通の片田舎の街よ。
私が生まれ育ち、私の弟ルーファスが来月私が通ってた学園に入るわ、少し私に対して『お姉ちゃん大好き』が終わる気配が無いのが怖いけど。
昔は有名だった、今は普通ギリギリの陶芸家のゼノンお父さんとそれを支える、トロンペンの街の商業ギルドマスターの代理をする、ルキアお母さんは前のギルドマスターがお金を横領して、今は次のギルドマスターが来るまで代理をしてます。
昔商業ギルドの本部で、働いてた実績から一時的に抜擢されたみたいよ、私は本当ならベルフリーデンのお嬢様学園に、国内学力推薦枠で行けるはずでしたが、お母さんの仕事の多忙と家事が出来るのが私しか居なかったから、私は渋々諦めて地元の学園に入りそして卒業しました。
学園在学中には隣国の貴族、エルサレンの街の領主の孫娘のフリージアお嬢様の家庭教師よ、貴族の授業は王都で長期休みの時に私が一般的な教養を教えてるわ、普通貴族の家庭教師て貴族の教養を教える筈で、一般人に一般的な計算やドラルーラの読み書き何て教えてるのは、普通に無いと思ってましたが。
現領主のガブリエフ様は、国境近くと国境を通じ両国の文字を操る凄い人らしいです、しかも筋肉隆々の筋肉ゴリ……………マッチョで凄いですよ。
昔は冒険者も経験したとか、私は冒険よりも安全で安定した暮らしが一番、だけどその孫のフリージアお嬢様は一癖も二癖もあり、お嬢様なのに趣味は散歩よ。
手芸や乗馬や魔法とかでなく、散歩よ……………重要だからもう一度言いますよ、趣味は散歩よ…………まあ人の事をとやかくは言えないけど、私も森に行ってハーブを採取して、趣味を生かしてハーブを使いウルフモンスター避けのポプリや、お茶にするハーブの内職とかをしてるわ。
唯一実家に居て、家計に貢献はしてるけど………お父さんがたまに無駄遣いして、陶芸の高い粘土を買うから困るわ…………材料費と売れた額が釣り合わないわ、たまにお母さんにビンタされて一方的に、お父さんが基本敗北してるわ…………でも毎回懲りる気配が無いわ。
そして決まった日に家庭教師だった筈が、何故か今日はフリージアお嬢様が来てます、しかも一人で…………また屋敷を抜け出して来ましたね。
「ご卒業おめでとう御座います、シャロお姉さま」
「有り難う、フリージアお嬢様」
「………………」
「………………」
何でお嬢様は、何も言わないのかしら?
「…………………」
「………………それで、フリージアお嬢様、なにか私に御用ですか?」
私は疑問を聞くと、フリージアお嬢様は言います。
「トロンペンの森で、妖精を捕まえたとの話を聞いたので、散歩のついでに行ってみようと」
「フリージアお嬢様」
「何ですか? お姉さま」
私は思った事を言う。
「エルサレンからトロンペンまで、普通散歩て距離で無いですよ」
フリージアお嬢様は、涼しげに言う。
「勿論、街の前まで馬車出来たに決まってますわ」
どや顔で言うフリージアお嬢様、私はそれを見て軽く頭痛を覚える……………。
「私は今日趣味で、ハーブ採取に行きたいのだけど…………」
「散歩ですね」
「だから、森にハーブ摘みに……………」
「散歩ですよね?」
何でこんなに粘るのかしら?
私はため息をしながら、仕方なくフリージアお嬢様と馬車を停めてる使用人さんに、少し話をしてから「我が儘なお嬢様をお願いします」と逆に気を遣われたわ。
「私は我が儘では無いわ」
自覚が無いらしい、フリージアお嬢様……………勉強以外は結構我が儘を言ってますよ。
私は比較的安全な、北のトロンペンの森に行きました、南は最近モンスターが出たと噂が広がった為です、南の方はハーブの種類豊富だけど仕方なく、北側の森に行き私達は向かいました。
「此方に、妖精さんが居るのかしら?」
一応言っとくけど、フリージアお嬢様は十六歳で半年後には十七歳ですよ、こんな発言してるけど……………。
「私は、妖精が出た場所は知りませんよ」
「えぇぇ~」
私に文句を言われても、知らないものは知らないわ。
私は森に入り茶葉に出来るハーブの花や、少し酸っぱい野ベリーを採り後で少し高いけど、砂糖と煮詰めてジャムにしましょう。
「……此が野ベリーですか…………、ベリーより少し酸っぱいですね」
それはそうよ、野生に生えたベリーですもの、農家が育てたベリーと違って当たり前よ、前に教えた筈だけど……………それに、少し熟すのに早かったかもね。
私は前に来た時よりも奥に行き、此がまさかあの人に出会うきっかけに成るなんて、私の運命の相手は彼かも知れないです。
※果たしてそうかは、後に分かります。
私とフリージアお嬢様は、変な男達に出会してしまいました。
シャロとフリージアの視線の先に、金髪マッシュルーム頭の下卑た笑い顔の貴族と、その取り巻きのゴロツキ護衛八人がイヤらしく下卑た笑い顔で、シャロとフリージアを値踏みしていた。
「逃げる旅路に、人質と夜の奉仕は必要だな、捕まえろお前達」
「グヘヘヘ」
「今日から夜は、女体を久々に楽しめるぜ」
「………………」
「………………」
シャロは反射的に、フリージアの手を掴み走り出したが直ぐに捕まる、瞬動のスキル持ち四人に捕まり近くの木の幹にロープで縛り、身動き出来ない二人に近付く途中で、四人が四回の何かの爆発音轟音と共に倒れる。
「お前達、追っ手が来たのか?」
「分かりません、ゴイロスティンティン様」
何故か慌て出す、悪人らしき貴族達…………貴族に見えるのは服装だけだけど、何か変な膨らみのある長袖とズボンよね。
「俺の名前を、いかがわしく増やすなドエムルス!」
「そうだぞ、ゴイロスチンチン様だぞ」
「オイ貴様、俺の名前をいかがわしい名前にするな! ケツドヘンル」
何か分からないけど、変態と私はこの男達に対し思った。
その時再び乾いた爆発音が、更に近くから聞こえるけど姿は見えない、木や雑木林の障害物で助けてくれてるか分からない。
「グェ!!」
「グオッ!!」
更に二人が倒れる、そして残り三人は誰かを見付けたらしく叫ぶ。
「アイツを殺れ!」
「良くも仲間を」
「お前は追っ手か!?」
私達から見えない方に向かい、厳つい男二人が走るけど再び乾いた爆発音に、二人は吹き飛び倒れるのと同時に私達に向けて走り来る、ダサい格好のゴイロス何とかて貴族は私ではなく、フリージアお嬢様を人質にした。
「いやぁー!!」
「お前をひん剥いて、裸にして肉盾に成ってもら……………グェ!!」
ゴイロス何とかのお腹に、何か黒い物が当たりゴイロス何とかが地面に倒れる、そしてうるさいイビキが響き渡る…………。
「やれやれ、反応あると来たらキノコ頭とゴロツキに、可愛らしい女の子とは異世界は物騒だが小説みたいだな」
低い男性の声と共に現れたのは、やや太った二十代位の日に当たる場所が赤毛に見える黒髪の、何故か不思議に視線が離せないのは分からない、胸がざわめく男性が此方に向かい来るけど、今異世界とか聞こえた気がしたのだけど。
私は男性に助けられた、変な筒をした武器を空中で消え、私のロープから切り助けてくれた…………私は一瞬で恋に堕ちた、此が運命の出会いで恋の始まりの予感がした。
「貴方のお名前は?」
私は無意識に聞いてしまった。
「私は史郎猫街、通りすがりの異世界人だ」
私は思考が停止する、普通に異世界人と名乗ったシロウさんは、自分が何者か隠す事なく正体を言う。
「史郎様、私は隣国の貴族のフリージアです、助けて頂き有り難う御座いますわ」
しまった、フリージアお嬢様に先を越された、私も慌てて名乗る。
「私はシャロ=ローデンスです、助けてくれてありがとう…………ぽっ」
何故かフリージアお嬢様が、私をジト目で睨みます。
「美少女を助けれて、良かったよ」
お世辞だとしても、私は喜んでしまいシロウさんに抱き付いてしまった。
「なぁ!? シャロお姉さま、抜け駆け禁止ですわ!!」
抜け駆けではないわ、最初に助けられたのは私よ。
そしてフリージアお嬢様が助けられ、男達をそのまま放置して私とお嬢様は、茂みの奥に行き私とフリージアお嬢様と二人で身を捧げた、初めてで痛かったけど何故かシロウさんは優しく私達をリードしてくれた。
私達は嬉しくなり更に知り得る性知識で奉仕したわ、シロウさんは私達を女性として優しく扱ってくれキスも初めてでしたが、凄く蕩けそうなキスは私の恋心を深くそしてもう離れられない位、私達を蕩けさせて行きます。
お礼のつもりで捧げた体は、もうシロウさんに夢中に成ってました、股を伝う赤と白濁液に私達はお互いに舌を絡めながらキスをし、そしてフリージアとキス中にシロウさんの熱い物が注がれて行きます、皆の経験の話しとは違った夢心地はフリージアも同じだったらしく、私達ははしたなくも何回もシロウさんを求めました………シロウさんは、何故か困ってましたが何かを決意し更に私達を蕩けさせてくれました。
そして私達はシロウさ……いいえ、私達のたぶん命の恩人にして身体を捧げるご主人様の史郎さんに付いて行き、私達は助けられた史郎さんに此れからも身を捧げる事を誓いました、そして私達は不思議な体験をします………其は妖精です。
「新しい人間だね」
「史郎のお客さん?」
「何か騒がしかったけどね」
私達は不思議な大樹を見上げる、街からまったく知る事がない巨木は、何故街の近くに聳え立つのに見えないのか、私はこの不思議な妖精や大樹に混乱する。
「この様な大樹が、何故近くに来ないと見えないのかしら」
妖精達が言うわ、「人間は世界樹を悪用する可能性が高いのと、管理者のナタラシアが張った結界を、通れる人間以外入れないから」と言う。
私達はラッキーらしい、しかも史郎さんに出会えた運命もラッキーだわ。
「私の運命の相手は、史郎様ですから」
私は敢えて、フリージアお嬢様に言う。
「フリージアお嬢様は、貴族だから最終的には無理では」
「…………私の本気を、シャロさんに見せて差し上げますわ」
私とフリージアはこの時から、運命の奉仕ライバルに成ったけど私は後に史郎さんの近くに居る、女性の一人に成る。
そして私達は史郎さんに連れられ、不思議な場所に行き甘いお菓子を頂いたわ、私はもう史郎さんから胃袋も握られたわ、何故か私達以外にも女性が居たけど、彼女達は史郎さんを『マスター』と呼ぶ。
でも彼女達は、人間には見えない…………見た目巨大なこびとの様な感じね。
こうして私は、フリージアお嬢様の家庭教師を辞め、人材を探してたらしい史郎さんの店で働く事に成った、夜の奉仕もたまに来るフリージアとしてるわ、後に私にそっくりな姿に同じ名前の史郎さんの秘書と、新たなライバル達に出会う。
フリージアお嬢様は、何やら実家から史郎さんの遺伝子込みで射止める許可が出たらしい、余計な事をしないでよ……まあ私も負けないけど。
そして私の実家にも変化が、史郎さんが必要な皿やカップの契約を結び、お母さんがギルマス代理を終えるのと同時に退職し、実家からたまにお母さんが商談営業で来るわ。
こうして私は、異世界の大陸で新たな人生を謳歌を始める、隣国のお姫様までライバル何て何の罰ゲームよ! て、あの青い髪の女性……何故か、昔何かで見た王族の肖像画の姫様に似てる様な…………。
・白猫カフェ
初期メンバーは、撫子とシャロ=ローデンスの二人からスタートする、因みにそんなに遅く無い時期に新たなシャロのライバルが登場する、当の本人はまったくその気は無いが、史郎と一緒に居る時間は圧倒的に違う。
(パンの試作を作ってる為)
・フリージア=ホワイト=エルサレン
家名は街の名前であり、真ん中に白き百合と左右にユニコーンの家紋、初代エルサレンの領主がユニコーンに、光を帯びた槍と剣を貰い周りの魔を払ったとされてる伝承が残る家系。
実際はユニコーンを駆る異世界の、女勇者に惚れて勇者を辞めさせてエルサレンの地を、開拓した事により小さな小国が起源であり、周りの街や村もその子孫が開拓し治める地だが、親戚として生き残ってるのは二家だけに成ってるが、他にも遠い外国の地に勇者の血を濃く引く、親戚がいるがフリージアは面識はない。
他の平行世界では、フランソワと言う名で生きる令嬢だが、何故か不幸が名前が違っても起きるので、何かの因果がエルサレン家にはあるかも知れない。
基本あどけなさが残る、好奇心旺盛でちょろい性格をした子。
髪は腰まで伸ばした銀髪で、青く澄んだ紺碧眼は先祖の一人に近いらしい、まだあどけなさが抜けない童顔に普通にしてれば美しい容姿、体型はやや細身の食事の質によりバストが成長する事もあるが、それは現在のフリージアにはもう後の祭りである。
身長は成長する可能性が、実は少し残ってるがそれは小柄なシャロを少し抜く程度、とある世界線では異世界から戻り身長162cmまで成長を果たしてるが、フリージアにはそんな成長は望めない。
因みに史郎との相性は抜群だ。




