3-1 白鯨産果樹園開墾
白鯨四日目の朝、私はワールドショッピングをネットサーフィンの様品を見る、トースターでこんがり焼けたマーガリンを塗った、さくさくトーストを食べながら何か良い防具が無いか見たが、牛らしき動物かモンスターか分からん皮や、やたら高い値段の物理と魔法防御力無敵モンスター皮だが、それはオリハルコンより少し硬いアダマンタイトも含めた話で、それよりも上位の竜の素材武器や、特殊な異世界摩訶不思議鉄の攻撃は防げないらしいが、他にもに防具貫通攻撃も防げない。
因みにアダマンタイト以上は、神や破壊神や高次元体の存在や、高次元体神の上位体を殺せる武器に出来る金属や、一部の世界にしかないオリハルコンより希少な金属があるらしい。
何か浪漫が有りそうな、未知の金属だが何時か見てみたいなファンタジー金属とか、自然の神秘の金属的な素材とか。
因みにオリハルコンとかを食べ、生糸にする特殊な蚕が居るらしいが、その蚕は特殊な魔物扱いらしい。 因みにこの世界に、その蚕が居るかはまだ調べて無いが、そもそもファンタジーの希少金属の上位のオリハルコンは、金脈よりも希少とか言われてたりするとかしないとか。
「ザバゲー服装しか、防具は現状無理かな……………」
私は一人ため息をし、何故か手頃ではないが売られてる異世界オリハルコンは、基本は魔力防御特化で魔力を防ぎ魔力を吸収する鎧や、魔力を流せば武器にエンチャント出来る金属と、個人差で色が変わる白オリハルコンは普通のオリハルコンとは違い、一部の特殊な金属や魔法石の粉と、合成金属に出来る金属らしい。
他にも、オカルト能力融合オリハルコンや、オリハルコンよりも軽いのにアダマンタイトよりも硬度が高い金属が、異世界には存在するらしい。
「まあ武器もないけどね、それに食材のモンスター狩り前には武器は欲しいし、それにガリレオさんも知らない食材モンスターが、この世界にはどれだけ居るかも分からないし、そもそも地球の食文化が異世界に通用するか不明だし」
ショップの画面を見ても、まったく答えが出ないので気晴らしに、アンナの様子を見に行ったら……………もう田植えが終わってた。
「種を渡したのは、二日前だった筈だが」
シャロは胸を張り言う。
「一日有れば、発芽してそして二ヶ月在れば収穫可能ですわ」
何処のチートバリバリな、異世界農家だよ!
まあ農家目指しては無いが、自給自足はしないとね…………私の、趣味みたいなもんだし。
「因みに、生物の育成をゆっくり育てるなら、地面の深さが浅い砂地に近い場所をお使い下さい、そこなら植物の成長を促す影響が余り在りませんし、栄養分も普通の畑よりも在りませんよ」
シャロのそれを聞いて、私は内心思った『無いのかよ』と。
「・・・・・・まあ良いか」
私は色々放り投げた、そして予定を変更しアンナ達が必要に成る機械を、大量の材料を買い稲刈り機やハゼ掛け用のアルミパイプや三脚、脱穀機に籾用の袋を何百袋も買った。
何かコンバインとかだと、自然乾燥米に比べるとね……………他には水車式精米や、精米した用のお米紙袋を追加し、異世界用の飲食店と自分用の米を確保の予定は立った。
「マスター、もう少し私達と同じ仲間を、増やしてくれないかね?」
「野菜作る人手が足りません、マスター」
確かにと思い、二体と同じ姿に同じ能力のゴーレムを増やした、因みに何故か二体は日本酒を飲ませると翌日、動きが通常二倍素早く成ると後に知ったのはまだ少し先の話、そして普通ゴーレムは空気中のエーテルを、身体に取り込み稼働してるらしいが勿論通常私が造り出したゴーレム達も基本は同じだ、何故か名前を与えた一部が進化したみたいだが。
あと一応ゴーレム達には、好きな寝床を作ったが…………木の枝で寝るのが好きなのや、ダンボールにぎちぎちに入り寝る奴や、アンナと撫子は木のうろ型の家で寝てたりする、何かそのまんまだな…………大きさが人間タイプの大樹のうろの家、小人設定だしな…………大きさは、二頭身のド○ちゃん体型だけど。
そして増えた二体にシャロが、何故か悔しそうに見るので二体はシャロに、悪い顔をしながら胸を張り言う。
「私達は、マスターの特別だからな」
「そうね、アンナ」
「クッ…………」
何故かアンナ達を見ながら、悔しがるシャロ…………何故に? まあ、それはさて置き私はアンナと撫子に、この先の期待を込めて言った。
「では頼んだよ、期待以上に働いてるし後で労うからな」
「はいよ、マスター」
「お任せ下さい、マスター」
「・・・・・・・」
飲めたり食べたり出来るか分からんが、宴会でもあとで開くかな。
後にこの考えが、後に二体の食べぷりに大変衝撃を受ける事に成るとは、まだ私は知らなかった…………。
あと更に悔しそうな表情で、アンナ達を見るシャロ…………何故にそんなに意識してるのやら?
「シャロ」
「何ですか? マスター」
シャロを呼んだら、凄くキラキラなエフェクト瞳にやや私はドン引きしたが、それよりも私はシャロにお願いをした。
「此から買う果樹の、白鯨で適応や植物の健康を促進する、液肥とかの資材在る場所まで案内頼むよ」
「研究棟の、バイオラボラトリーに案内しますわ」
何故かアンナ達を見ながら、胸を張り勝ち誇った顔をするシャロを放置し、アンナ達に私は言う。
「アンナ達も来てくれ」
「あいよ、マスター」
「はい、マスター」
「・・・・・・・」
何故かシャロが、鳩が豆鉄砲を食ったよう顔をする、顔は鶏やハシビロコウの様な鳥頭ではないが…………、何かシャロが言いたげな顔に変わるが、私がジト目に成ったら顔を通常に変わる…………なんだかなぁ~。
近くの転移装置から研究棟に行き、研究棟のバイオラボラトリーに行き植物の根に付いた、病気に成りそうな悪玉菌や雑菌や潜伏した病原菌を殺菌する液体と、植物を健康体に回復させ植物の環境適応能力を底上げする、栄養素が適度な養分を含み弱った植物も数時間で回復する、チート異世界植物治療点滴薬である。
因みに材料は数年単位なら、在庫が有るが在庫が尽きる前にモンスターやらを倒したり、薬草採取とか色々な世界に行き集めないと成らないらしい。
あと何故にアンナ達四体を、一緒連れて来たかと言われたらそれは、買った果樹や花木の苗木の土取りと今後此処に置いた、苗木を取りに来て植えて貰う為だ。
「では最初に植える苗木だが、果物はやはり何を先に植えるかだ」
アンナが手を上げるので、指名する。
「はい、アンナ」
「はい、私はモモと言うのが気になるよ」
何故か口の端が光ってるが、見なかった事にした。
「はい」
「はい、撫子」
撫子がアンナに続き、手を上げたので指名すると。
「私はリンゴです、やっぱりアップルパイには欠かせませんし、甘いリンゴに……じゅる……私はとても興味があります」
撫子はよだれが垂れそうに成ってたが、一応ゴーレムだがなかなか人間…………まあ元ネタ小人だが、そのキャラに近い性格をしてるらしい二体。
「マスター、私は葡萄が良いのだが」
「マスター、私は沢山マスターの故郷の素晴らしい苺を植えたいです」
アンナαが葡萄を主張するが、撫子αよ…………苺は苗木ではないがそれ採用、だが私は苺を見せた覚えはとシャロを見ると、何やら眼を泳がせるが他にもアンナと撫子もかよ…………まあ聞かないでおく。
「苺は野菜か果物かで論争に成る程だ、私の世界では高級苺は特に作るのが大変だ、だから心して作ってくれ」
撫子αが背筋を伸ばし、両手を握って元気よく言う。
「頑張ります!」
少し私は撫子αに、『頑張るぞい』を期待した事は一応秘密だ。
因みに数体普通のマネキン型ゴーレムを、シャロにより増産したが…………どうやら作った主が、命令系統を持つ様だ……………たぶん。
畑は引き藁や苺苗を数種類、普通に園芸店で買えるのを選び日本の栽培方法の知識を、異世界アレンジ出来るかも研究課題として、シャロと撫子αに任せ私は更に苗木を買い、この日は果樹の苗木を買いそして植えて、枝の剪定道具や支柱等の資材を買い夕闇に成るまで続けたが、まさかこんなに長く時間を忘れたのはなんか久々だ、夕食前に風呂に入り疲れを取る。
この日はもやしたっぷり味噌ラーメンを食べた、因みにカップ麺だ…………やはりラーメンは味噌だな私は、私にはとんこつが苦手な人間だからな、二回食べたが何か合わなかったよ、慣れ親しんだ味噌ラーメンが一番だな、山梨県のとある味噌ラーメンは特に美味しかった。
ラーメンの味の合う合わないは、人の数だけ色々あるよねそれに、押し付けで自分が美味かったからって近しい人が、同じく美味しいと感じる事はない。
だって皆違う個人だし、味の好みだって家族や友でも塩ラーメンが好きな人や、煮干ダシラーメンが最高だて人だって居る、とんこつだけが全てではない。
まあ餃子や唐揚げだって、好みとか色々だよね…………浜松餃子も美味しいが、長野県内の諏訪地域で食べれる、あの山梨の名前は忘れたがあの餃子も美味かったし、唐揚げだって塩や醤油や麹の塩や醤油の唐揚げ味もある、鶏皮パリパリや軟骨の唐揚げだってあるね。
さて遅い夕食を済ませ、少しテレビを見たが…………何かやらかしたアニメがあり、炎上してたり雪が異常に降ってたりと、日本の方は大変だがまだ白鯨に居るし、異世界もたぶん普通には過ごせないだろうなと思いつつ、私はさっさと布団に入り案外泥のように眠れた。
白鯨五日目の朝、まだ朝の三時だが夜明け前の様な白んだ朝日の光が見える、おかしいな…………普通に朝の三時て位のが定番のはず、まあたまには早起きも良いかと朝食を食べトマトジュースを飲み、体をほぐして作業着で苺畑に行けば何故か、昨日苗を植えたばかりなのに、花のつぼみがもう膨らみを見せる。
「・・・・・チートにも、程があるだろう」
だが撫子αとシャロは、何故か眼を輝かせて言う。
「どんな味が興味津々ですよ、マスター」
「食べれないのは悔しいですが、赤くて美味しいらしいこの苺の実を、実物で見たいですわ」
シャロさんや、苺の実物見ても味は分からんよ。
何で一晩で苺が、花蕾を付けたかはまあチートな大地て事にして、私は次に再びゴーレムを新たに造り今度は、人間に果てしなく近い…………いや、見た目まったく変わらないが肉体線が立体的に、人間的なフォルムに近付いたアンナβと撫子βを造った。
「此れから色々頼むよ、アンナβと撫子β」
「あいよ、マスター」
「頑張らせて貰います、マスター」
βの二人には、桜の庭園と桜の花びらのシロップ漬けの、量産や管理を任せるが他には藤と桜が融合した不思議な精霊藤桜の管理、剪定用の機材を渡して庭師的な事を頼む。
桜は正方形に植え、藤の蔓と花房が特長で桜の花房は桜香りが強く、邪気を祓う効果が在るがその内に、色々と何かに使えるか試す事にした。
そして精霊藤桜の棚を組み立て終え、次はその外側に花壇を作り夜光芝桜を植えたが、この夜光芝桜は夜に美しい光を放つらしいが、夜の星の光を浴びないと光らない花らしく、日中は基本普通のピンクや白や赤ピンク等の、普通の芝桜として咲く花だ。
まあ見れるのは、まだ少し先だろう…………チート大地だったとしても。
そして木製ベンチやティーテーブルを、アンナβが組み立て撫子βがセッティングに凝る、一応長テーブルで貴族アニメとかに出る円形テーブルではない。
他にも和傘パラソルを立て、和風テイストの畳風の長椅子と漆塗り長テーブルを用意、そう此処はメインメニューにあるマスター扉を使った不思議な扉を使い、喫茶店と繋ぎ寛ぐ空間を提供がコンセプトにした、庭園カフェの予定地。
だが従業員問題は先延ばしだ、最悪アンナや撫子達に任せる手も在るが、β以降のゴーレムを造る必要がある。
因みに食べ物は、ストックを作りインベントリと同じ空間に入れ、料理やスイーツを保管し提供時間短縮化を検討中、まあ朝はパンを提供したいがパン職人居たらスカウトを予定、だが現地採用ではなく他の異世界の方から予定だ、なんとなくだが他の異世界のパン技量とか、新しいパン開発意欲ある人を採用したい。
日本のパンと異世界のパン技術、そしてこの地の人間を驚かせる味を出すには、やはり違う異世界の人が必要だと思うし、それに日本から連れて来ると色々足が付くのは嫌だからだ、特に金にあざとく反応しそうなカスとか、侵略目的のろくでもない政治家とかね。
それに今直ぐに開店する訳ではないし、先に王様に手土産とか渡して挨拶をしないと成らないし、それに作物や食材もある程度ストックは欲しい。
まだインベントリの全てを、把握出来て無いし人間が入れない方か、まったく試して無いし他にも、買った物以外は何が入ってたかも、まだ把握してない。
一応時風女神からは、物をくれたとか言われてないし、それに何か欲しいとか言ってないな、スキルとかは貰ったけどね、凄く助かってるな…………たぶんこの先も、必ず必要な能力やスキルだ…………日本の菓子折りを、その内買って感謝と共に渡さないとな。
パンはさて置き、苺に葡萄やリンゴや桃に洋梨や西洋カリンのマルメロ、さくらんぼを間隔や植え場所を分けたりし、白鯨の尻尾付近はみかんやレモンに元からある異世界レモンや、オリーブにコーヒーの木やらカカオの木やアーモンド等、赤道や南国系植物が生えてたり管理されてるが、新しく植えて貰ったみかんやレモンは、ミネラルが豊富な場所に植えて貰ってる。
一応作物の種を渡してるし、松本一本ネギ等のネギ類や玉葱も広大な農地を開拓して、アンナと撫子と元から居るマネキン型ゴーレムに任せる、まあ撫子は今は用事は無いので、アンナのサポートに成って貰ってる。
そして白鯨八日目、苺は何故かもう実を付け成長してるし、蔓系の植物は元気一杯に広がり葉を広げ更に新芽を芽吹き、蔦を伸ばし広がって行く。
桜は風に吹かれながら、桜吹雪を舞い散らしながら童話の様な蜜蜂が、部下蜜蜂を従いながら桜の蜜を集めて居た。
因みに精霊藤桜の夜の樹液や葉を絞ったり、光った花の蜜等には一定の邪を祓う効果と、獣モンスターやアンデットモンスターを寄せ付けない効果が有るらしい、らしいとはまだ試して無いが現状の確認した効果は、そう鑑定されてるがこの精霊藤桜単体では何か、モンスター避けのアイテム作りにまだ単体では弱い気がする。
それに、モンスター避けのランタンとか作るの面白そうだし、一応異世界謎技術で前に売った持ち運びの、カプセルの家とかはその機能が入ってるが、一応シャロがこの白鯨に有る材料を追加しての、謎技術だが今は無いらしいので、何処かで代用品に成る素材は回収が必要に成る、でもモンスター避けのランタン出来たら、売れる気はするが量産する気は無いが、何かアンナが量産する時に張り切りそうなきがする。
あと白鯨の尾の方の海水湖に、シロギスまあ鱚が入ってるのを確認した、鱚は釣り上げたのを貰い今はインベントリに収納してるが、果たしてあの鱚は地球と同じ鱚かは不明だが、漢字でちゃんと『鱚』と出てるし大丈夫だろう、あとクロマグロより黒そうでデカイマグロと、何か大量にヤリイカらしきのや異世界のやや大きな、大秋刀魚てそのまんまな太刀の様な大きさのさんま、それも釣り上げてくれたらしいが、確かに普通の秋刀魚よりお大きい魚体だった。
海水湖はプランクトンが、増え過ぎず少な過ぎないらしいし、海水は深い場所に行くと不思議な生き物が居るらしい、シャロ曰く「海水湖のお掃除屋ですね」だそうだ、どんな生物かはまったく答えてくれなかったが。
それとガリレオさんが、何時に成ったら図書館から出て来るのやら、まったく出て来る気配がないが、シャロに聞くと普通に生活してるとしか言わない、まあ大丈夫だとは思うが一体ガリレオさんは、毎日何を食べてるのだろうか?
仕方なく魚料理は後回しにし、ガリレオさんを呼びに行った日にしとこう、秋刀魚は備長炭での焼き立てが一番だし、そろそろ桜も完全に満開を維持出来るまでに成長したが、成長と言っても苗木から植えてから四年~五年程度の桜、特に魔エーテルで咲き続ける異世界大樹化した桜は、植えて日は浅い筈だがエーテルが良いらしく大樹化してからは、成長してないが世界樹て程ではないが樹を一週するのはなかなか大変な大きさには成った。
白鯨が魔エーテルを噴き上げるのには、まったく影響は無い場所だが他の龍脈とかの魔力影響で育つ、見た目普通の枯れずの桜も順調に百年位育ち落ち着いた様な貫禄で、桜並木や桜が広がる図書館の庭園や、まだ活用法未定な小川から水を引いてる、小川付き庭園予定地にその内に風情を出す為に、石灯籠とか色々試そうと思う。
秋とか季節を楽しめる、そんな魔法があれば覚えよう…………キノコとか、育てれそうだからあと、昔の少年時代の夏の気候も楽しめるかもね、そんな魔法が有ればだけど。
まあ、四季がないと独特に育たないキノコとかあるし、松茸の菌てそこら辺調べて松を手に入れて、試すのもやぶさかではないが私は松茸よりは、えのき茸の方が好きだな…………鍋や味噌汁の定番具材だし…………家では。
季節を固定した、作物育たないかな…………一応白鯨は何でも育つらしいが、やはり季節の気候で育ったのを収穫したい、魔法を使ってでもね。
秋刀魚も秋だから美味いし、旨味も違うだろうし海水湖もあと二ヵ所在るらしいし、それはガリレオさんと見に行こうと思う、まあ釣竿とかまったく無いけどね。
あとそろそろ、一回戻らないとまだ異世界一日と言うのを忘れそうに成る、そう時間感覚が微妙に意識しないと忘れそうに成る、たぶんガリレオさんは魔法の知識に夢中で、色々忘れてる気がして成らない。
近日中に、ガリレオさんを外に連れ出さないと、白鯨内の数年の時間が経とうとも居そうな気がする。
「まあ、もう少し色々終わってから、ガリレオさんを含めたアンナや撫子達と花見宴会をしてから、元の時間に戻ろう…………あと異世界の飛行魔法とか試そう、戦闘の訓練は後にしよう」
こうして白鯨の八日目は暮れ行く。
次回に続く。
・マルメロ
諏訪地域では西洋カリンと表記せず、申し訳程度にマルメロとは表記されてはいる。
カリンと表記する中国から入って来たカリンとは違うが、基本成分が変わらないが用途はカリンよりマルメロの方が多い。
主にジャムや砂糖漬け等、多用に使える利点がありヨーロッパでも人気のあるらしい。
・アンナシリーズ
ゴーレム装置で造られた、岩とかから造られた訳ではなく、不思議なエネルギーを実体化した存在であり、白鯨から出れない仕様だがとある魔法が付与されると白鯨以外でも活動が可能に成る。
基本アンナシリーズは、職人気質な女の子でありこよなく酒が好きである。
アンナシリーズは、万能で仕事が出来る子であり、大半仕事を覚えるのが早い天才タイプだが、泳ぐのが苦手だが釣りや乗り物を操作するのも好きだったりする。