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2話 感染者はいじめっ子

「お前が、お前のせいで!」

「なんだよ」

数木は後ずさりした。

「お前のせいで、俺の人生は!」

「なんで笑ったくらいで」

「お前を、お前に復習を!」

「か、怪物」

「お前にも、感染させてやる」

「感染?」

逃げ遅れ、捕まってしまった。

そこからの記憶は、覚えてない。

学校の放課後に復習された記憶を思い出した。

 ここはどこかな病院。

ベッドで横になっている。

「目をさましました」

看護師さんがきた。

「ここどこですか?」

「病院です」

「なんでここにいるんですか?」

「…」

聞きたいことが沢山ある。

僕はあの怪物に襲われたことだけ、覚えている。数木はその後のことを思い出そうとしていた。

「数木、こっちにきて!」

お母さんに呼ばれた。

 部屋から出ると、いつもの病院だった。

お母さんのところについた。

「あの怪物に襲われた後覚えてる?」

「思い出そうとはしてるけど」

「あの後数木は、多分無意識だろうだけど、怪物と戦っていたと思うの」

「え?」

「あの怪物最近問題になってる病気なの」

「どう言うこと?」

「あの病気にかかった人は恨みを持ってる人を襲うの」

あの時確かにあいつを笑った。こけてたから。

「あの後僕が戦ったって本当?」

「その子は頑丈な柵で囲って菌を採取して、すぐ治る薬を作ったわ。それを使うには気絶させないといけないの。気絶させるには数木のものすごい力を必要とするの」

「で?」

「数木に、[ヒーロー]となって欲しいの」

「無理無理」

「いけるわよ。学校一の力なんだから」

「そんな、武器もなしで」

「武器なら作って貰えばいいじゃない」

「え?」

数木の口癖になった。

「数木は病気にかからないでしょ」

「まあ体強いけど…。嫌だ」

「世界からお願いされてるから拒否するのは…」

「いいですよ、本人の意志ですし」

看護師さんがきた。

「このヒーローはあまり強そうじゃないです」

自分で言う。確かに痩せているが小柄なだけで筋肉はあり、すばしっこい。50メートル走、6〜7秒台、運動神経だけいい。

柔道では大人にも勝つ。

「なんでそんな謙虚な」

「まあ運動だけは得意ですけど」

「OKて事でいい?」

数木は考え込んだ。

「OK」

こうして数木のヒーローが出来上がった。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「病気の退治といってもモンスターの退治とほぼ変わらないわ」

「そんな事言われても、この曲がってるパイプだけでできるわけないじゃん」

話し合っている内容は、武器だった。

「銃とか」

「危ないから渡せません」

「流石にナイフとか」

「自殺するでしょ」

「しないよ!。いじめられても無いのに」

2人の話し合いは続く。

「政府から寄付されてるんだから」

「曲がった鉄パイプを?」

「そう」

数木は曲がった鉄パイプをずっと持っていた。

「これでいいじゃ無い」

「曲がった鉄パイプ?」

「そう」

「もっと、軽くて、使えそうなのを」

「戦ってないのに使いにくいなんて」

「この曲がった鉄パイプが?。絶対使いにくいじゃん。それ持った友達くらい倒せるよ」

「わかったわかった。これは?」

「このパイプだなの一部?」

「そう」

「あのバットとか」

「あれお父さん愛用のだから」

「いやいや」

「こんな大きいパイプもらえる事ないでしょ」 

「工事現場に落ちてるよ」

「鉄製だよ」

「木刀で戦う方がおかしいよ」

「ピーピー、モンスター発生」

「行くわよ」

お母さんがGPS使って歩いて行く。

数木が先走って行く。

「誰に恨みを持ってるんだろう」

日で燃えてるモンスターだった。

殴る。火傷する。殴る。火傷する。殴れない。

「鉄パイプ使ってみるか」

予想どうり、すごく使いにくい。

重いし、まず大きい。

「あっ」

モンスターが逃げてしまった。数木はその後を追いかける。捨ててあった木の棒を持って。意味わからない。

殴る、折れる。

「え…」

流石にこの腐り方はわからない。

「これは」

次は硬い鉄パイプ…大回りになって疲れる。

「あいつの憎さ…」

その憎んでいる相手に向かっていってる。

速い。速すぎる。

着いたところは、大西の家?!。まあ学年で一番のいじめっ子だから無理ないか。

「間に合わない!」

大西まで感染した。

大西の憎む奴は、多分先生だ。

元の感染者は違う人に。

まず元の感染者に。

蹴って殴って。ようやく気絶させた。電話で知らせ、大西の所に着いて行った。

「あんな、奴」

悪いの大西だと思うけど、まあ僕にはやって来なかったからな。

人を選んでるな。

 すると、大西が電柱を倒した。そして連なって他の電柱も、倒れて行った。

ガン、ガン、ガン、ガン、ガン…

「あっ」

電柱に逃げ遅れた。電線に絡まった。

数木は身動きが取れなくなった。

解けた時には、居なくなっていた。

「どこだろう」

夕方になっていた。

ガン、ガン、ガン、ガン、ガン…

まだ電柱が倒れ続けていた。

「あんな、あんな奴」

「いた!」

数木は追いかけて行った。

「学校、どこだー!」

「待て!」


 

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