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プロローグ
これが初めての投稿です
これから宜しくお願いします
『雨の後七光現る
七光を一色ずつ取り
それぞれを砕き
夜空に散らし
光輝く夜空を創り上げよ
さすれば聖の力の壁が
魔の力を退かせ
常世を守り抜くことが出来よう』
「やっと読めた」
そう女は呟いた。
この石板に書いてあるのは古語である。
女の手には虹色に輝く金剛石と古くから伝わる聖水があった。
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菜々と虹花は昔から仲良しだった。
それは雨月家と色野家もそうだ。
「ねえ虹花」
菜々が言った
「なに?菜々」
といつも通り返した
「虹花、今日泊まりに来てよ」
菜々が言うと虹花の気持ちが跳ねる
もちろん虹花は
「いいよ!夜に行くね」
と答えた
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菜々の家である雨野家につくとしばらく遊んだ
高校2年生であるというのに、子供の様に遊んで寝た
すぐに朝が来る…ハズだった