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第1章:プロローグ

こんにちは。というよりお久しぶりです。

今まで書いていた(更新は4か月以上していない)のは、停止させ新しいのを書くことにしました。

お待ち頂いている方々には、申し訳ありません。

今の僕には、あの話を完結まで持っていく力はありません。

この作品を書いて、自分に力を自信をつけたいです。


それでは、新たな物語の始まりです。


―何かが見える…。

―それが何かは分からない。だが、それは、とても暖かくて楽しいということは分かる。

―誰かが呼んでいる。それが誰かは分からない。なぜ分からない?―――――――――



「……夢か。何だか分からない夢だったな。」

俺は、目覚ましアラーム兼携帯電話を枕元からとり、ボタンを押した。

「まだ、こんな時間か。起きるには早すぎるよな…。…2度寝しよぅ。」

時刻は、深夜3時である。もう少し経てば朝刊がくる時間だ。

新聞の配達の人は大変だなと思いつつ、俺は再び枕に頭を預けた。


現実が日頃から面白くない俺にとって、夢で起こることはいつのまにか楽しみにしていた。

夢なら、何が起きても可笑しくないし、ありえないことが起きるから飽きない。

楽しい夢もあれば、辛いことや悲しい夢ある。だから全部ひっくるめて俺は夢が好きである。


「見るとしたらさっき見た分からない夢がいいな。」


俺は、そう思いつつ睡魔に体を預け、無意識下へ入って行った…。





「シュウ―――!起きなさい!!」

俺の名前が母さんに呼ばれていた。

「なんだよ….全く。2度寝したのに眠気が取れていないな」

俺は携帯のディスプレイに表示される時計を見た。

…8時。これは明らかに危険ゾーンを超え未知な世界への階段に光を照らし始め…

「…って!んなもん考えているヒマなんてないんだったー!!」

自分でボケツッコミしているなんて、俺は馬鹿かー!!

超特急…そう、それはエクスプレスのように着替えていった。ものの1分で制服に着替えた。


ダッシュで朝ごはんをたいらげ、身嗜みを整えて、またダッシュで玄関から出ていった―


親がシュウと呼んだ俺の名前は略されている。

俺の名前は、修一。光坂修一(こうさか しゅういち)という名前だ。名前から察するに一人っ子だ。妹や弟が欲しいと考えたことはあるが…ま、両親が作る気ないなら仕方ないな(それなりの歳だしな)。



俺は、そんなこと考えながら学校への道を全速力で駆けていった。


学校には危機一発で間に合い、先生が来ると行われる朝のホームルームには参加出来た。

3学期も終了直前であり、出席日数が足りている奴は余裕で遅刻してくるのがいた。

俺は、そうゆう駄目人間みたいなことしないことを心の中で考えていた。


「間に合った…。これで宿題の提出があったら終わりだな」と考えた。

だが、神は今日の俺にまた試練を与えたのであった…。


「今日は重役出勤か?修一。お前がそんなダラシナイ奴とは俺は思っていなかったぜ。」

「なんだ、トオルか。お前こそ[おはよう]のひとつも言えないのか。」

「ああ、おはよう。修一社長!!」

「今更、言ってもな…」

「イチイチ挨拶のこと気にしていたら、キリがないぜ」

「そうなんだけど、やっぱり…ほら! 挨拶したほうが気持ちはいいだろ?」

「そうか。じゃ、これからは挨拶をすることにする」


この人間社会で大切なことである挨拶もできないのは、松崎徹(まつざき とおる)である。

俺は、トオルと呼び、トオルも俺のこと修一と呼ぶ仲だ。信頼でき、一番仲良しである友人。いや親友と呼んでもいいと俺は思っている。

昔の俺は友人のことは、全然気にせず過ごしていたが、何かのキッカケで大切するようにしたんだ。いつもなら思い出せるのに、今回に限って思い出せない…なんでだろう?


そういうこと考えている間にもトオルは俺に話しかけていた。

「それにしても、3学期終了直前に作文の宿題とは…先生やってくれるよ」


え? しゅくだい?? そんなのあった???


「ああ。1年間過ごして自分が変わった部分とか感想を書いてくる宿題だよ。もしかして修一…。お前忘れたのか?」


うおおおおおおおおおお―――――今日に限ってこれはないだろう!!


俺は、急いで鞄の中に入っていたファイルから原稿用紙と取り出し、急ピッチで書いていった。トオルは、黙って見ていた。幸いにも提出は帰りのホームルームである事と原稿用紙の制限がなかった事と1限目の授業が自習であった事の3つの運に恵まれて、俺は2枚を30分で書き上げたのであった。

トオルは「なに!もう書いたのか!?」と驚いていた。

神からの試練というより、不運が重なりすぎだと俺は思った。


自習の授業は結構あり、あっという間に放課後になった。この時期になると先生達も授業するのが面倒だと思った。同じ人間だということで分かるが、そんなのでいいのか?と言ってしまいそうなるが、授業がラクになるならイイやと思ってしまう俺も駄目だな。


下校になりトオルと一緒に帰る事にした。

「どっか寄り道するか?」とトオルが誘ってきた。夕飯まで時間があるから良いが…

「ん〜トオルは、どこかに行きたい希望とかある?」

「無い!」

即答かよっ!!

「無いのなら、別に寄り道しなくてもいいだろう?それに持ち合わせあるのか?」

「無い!!」

また即答かっ!

「だから、修一の奢りで遊ぼうぜ?」

「生憎だが、俺も奢れるほどの持ち合わせは無い!」


トオルは良いやつなんだけど、部分的にアホなんだよな…。


――その後、トオルは粘ったが俺の財布の中身を見たら、この話が無かったことになった。


残り1週間で学校は終了だが、それは「光陰の矢の如し」のように去っていった…。


短い春休みが終わり、新たな学年がスタートした。


春が訪れれば、気分が高揚しウキウキ気分になると思っていたが

この春はそれがなく、妙なざわつきを感じ、いつもと違う春の感覚に襲われた。

それに時間の経ち方も早い気がする。休みだったからか???


これから先、何かが起きると感じつつ、俺はクリーニングに出していた制服を着て、朝の行事をこなし、新たなスタートを切って学校へ向かった――。


実は今までかな入力で文を打っていたのですが、ある事でローマ字入力に変えるになりました。

変えるのに大変でしたが、今は普通に打てるようになっています。



これから長いお付き合いになると思いますが、よろしくお願いします。

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