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学園祭2




ということで学園祭の準備中。


「これはどーするのー」

「こーれーはー」

「でさ、このあいだアイツがさ…」


フリーダムでした。真剣にやっている人もいるけどふざけてる人もいる。がそれはすぐに終わる。なぜなら


「ねえ、役はどーするの?決まってなくない?」

「あ…。」


役決めは大事だ。それをすっかり忘れていたみんなは準備をほったらかして一度教室に戻った。


「はーい!役決めをしまーすぅ…赤の女王様やりたい人ぉー!」

「はいっ!やりたいですやらせてください拓海様!!」


そういって手を上げたのはこのあいだ遊園地であったファンクラブの人だった。


「赤の女王様けってー!拍手ぅー!」


ぱちぱちとまだらな拍手がおきた。


「次は…チェシャ猫だねぇーやりたい人ぉ~?」

「はい。やりたいです。」


手を挙げたのは紫城千瀬だった。


「じゃあ次は…トランプ兵は残りの人でいいからー、トゥードルディーとダム達だね!双子だから…黒塚光くろづかひかる黒塚薫くろづかかおるでいいかな?」

「いいよー!」


手を挙げたのは双子の男の子たちだ。


「じゃあ次は帽子屋!帽子屋は…」

「俺やります。」


手を挙げた男の子。


「三月ウサギは~?」

「…ぼ、ぼくがやるよ…」


手を挙げたのは気が弱そうな男の子。


「ハートのジャックぅ~」

「あたしやるよ」


手を挙げた体育系の女の子。


という感じで進んでいき、赤の女王は薔薇崎さん、チェシャ猫は千瀬くん、トゥードルディーとダムは黒塚双子、帽子屋は赤來零あからいれい、三月ウサギは緑神俊介みどりかみしゅんすけ、ハートのジャックは水里李依菜みずさとりいなに決まった。あとは――


「主役のアリスと白兎!」

「そぉです!じゃあまず白兎をやりたい人は僕だから僕が白兎!じゃああとはアリスだ!まだ何もやってない人~?」


みんなの視線が恋にむかった。拓海は誰にも気づかれないようににやりと笑い


「じゃあ主役は恋ちゃんに決定ー!拍手~~」


ぱちぱちぱちぱちぱち――終わらない拍手。恋の心境は





















――なんで私なのー!!?ええええぇぇぇぇぇぇぇええええーー…―――





だった。

不思議の国のアリスの登場人物はまだほかにもありますが面倒だったのでこれぐらいにしておきました^^

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