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勘違い

小説は難しいですね…。

次の日――





「あ、ちょっと恋さん…いいですか?」



恋に話しかけてきたのはこの前自己紹介をしようとして拓海に突き飛ばされた男の子だった。恋は何も考えずに「うん、いいよ?」と返事をした。それに男の子はにっこり笑って



「じゃあついてきてね?」



と、不気味にほほ笑んだ。そこで恋はビクッ、と震えると「や、やっぱ今忙しいからぁ~…」と明後日のほうを見た。「嘘つかないでくださいね?」ニコニコ笑う。恋の手を取ると


「さあ。行きますよ?恋ちゃん?」

「ちゃん……ひぃぃぃぃ」

「可愛いですねぇ…音楽室でいいですかね。」


そのまま音楽室へと向かいだした。その陰では拓海が恐ろしい笑みで二人を見ていた。


「恋ちゃん…どこに行くのかな?それにあいつは…紫城は何を考えてるんだよ。もう…ついてこうかな。うん、ついてこう。」


拓海は二人の後をつけた――。





音楽室へと入った恋と男の子。そのあとをこっそりつける拓海。拓海は物陰に入った。

男の子は恋を壁に押し付けると顔を近づけた。――――あれ…?デジャヴ…?―――――

そう思いながらも恋は黙っていた。


「ねぇ…恋さん………」


耳元にフッ、っと息を吹きかけた。恋は「ひょわっ!?」と変な声を出した。男の子は


「恋さんは耳が弱いんだねぇ…恋さん……言いたいことがあるんだよねぇ……。」

「ななななな、なっん、でっしょうか!!!?」


男の子はクスッ、と笑うと


「僕の名前、教えてなかったでしょ?あのね、僕の名前は紫城千瀬むらさきじょうちせ、っていうんだ。」

「…ちせ?」

「そ。千瀬。よろしくね?」

「よ、よろしくぅ…それで…なんでわざわざここに連れてきたの…?」


男の子…千瀬はまたまたクスッ、と笑うと首筋に唇を這わせた。恋はゾクゾクッ、となった。千瀬は這わせたまま


「僕ね、君に一目ぼれなんだ…付き合ってくれないかなぁ?」

「え…?」


恋は驚愕に目を開いた。そこにずっと黙っていた拓海が


「千瀬離れろぉぉーー!てーーーい!!!」

「う゛っ。拓海…。」


拓海は離れろぉぉーー!で恋と千瀬をベリッ、と剥がして、てーーーい!!!で千瀬を蹴った。


「恋ちゃんは僕のだ!!」

「何言ってるんですか!恋さんは僕のですよ!!」

「僕のだ!」

「いえ、僕です!!」


みたいな会話が目の前でやられると恋は困った。だから


「うるさーーーい!!!私は私のだーー!!!!!」


ベッシーーンッ!!と音がした。ビンタしたのだ。二人はビックリすると恋をまじまじと見た。


「いつのまに私は拓海君とか千瀬君とかのものになったの!!脳障害!?病院に連れてってあげようか!?私は誰のものでもないからね!?勘違いしないでね!?」


最後の言葉、勘違いしないでね!?はツンデレの有名なセリフ。それを知っている二人は


「「ツンデレだ!可愛い~~!」」


という反応。







「違うわぁぁぁーー!!」


恋は二人を蹴り飛ばした。















「あれ……?あれは……恋ちゃん…?」




それを陰から見ている人影に気付かなかった――――――。


下手くそ!!もういやぁぁぁ――――……とは言いません、はい。


こんなダメ作がお気に入りに入っていることにビックリしている作者です。




そしてあぁ、やっぱり読んでくれている人、少ないなぁ…感想もないし…とも思っている作者です。



誰か!助けて!!!(何をだよ。

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