説明です。
遅くなりました!忙しいのであまり長くかけませんでしたが、頑張ってみました!
拓海は薄い金髪で肩まで伸びている。サラサラである。目は蒼でパッチリだ。
それでいてすっごい美男子。
恋は銀色の髪に腰まである。目は漆黒だ。美少女。
説明はここまでにして…なぜ拓海が恋の隣に座ってニコニコしているかというと
数時間前――
恋は学園に転校してきた。校長室に入り、校長にあいさつを終え、担任と一緒にクラスに入った。(担任の名前は杉本 尚。すぎもとじょうだ。)
「白苺恋です。よろしくお願いします。」とあいさつをした。すると
「僕はねー!蒼霊 拓海だよ!さっそくだけど僕の席の隣に座りなよ!」
「おれはむ―――……」
拓海は喋ろうとした男の子を突き飛ばした。
「え…?」
「あ、そうですね。じゃあ白苺さん、蒼霊さんの隣に座ってください。」
「…はい。」
そして今の現状というわけだ。どうやら自分は蒼霊に好感をもたれているらしい。
「えーっと、はい。じゃあみなさん。転校生が来たのでこの学校のルールを説明します。まず、この学校では廊下で魔法を使ってはいけません。これは校則の第1条例です。外に出るときには転送魔法を使わないことです。これは第2条例です。むやみに異性に抱き着いたりしないことです。これは校則ではありませんが委員長に叱られますからね。それと最後に言っておきます。蒼霊さんを怒らせてはいけません。死にたくなければ蒼霊さんを怒らせないことです。」
はい?えーっと?廊下で魔法。はい。でしょうね。転送魔法。はい。異性に抱き着く。しねぇよ。でも…何で蒼霊を怒らせると死ぬの?え?え?
恋ははてなを頭に浮かべる。すると蒼霊が
「これは守らないとね?」
と微笑んだ。貼り付けた笑みで…
担任は苦笑して
「じゃあ授業を始めますよ?」
「「「「「「「「「「はい。」」」」」」」」」」
「え?」
今気づいたことだが、クラスには10人しかいない。全員美形。担任も美形。
しかも女子が少ない。男子6人女子4人。――このクラス…大丈夫?――
恋は不安になった。
はい、怒らせてはいけません!