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灰魔術?
短いです。ホント短いです。
呆然と自分を見ている緑川を見てまた呆然としている恋。
「ぁ…これはね…。」
「………特級なのか…………………?」
「…うん」
白魔術と黒魔術が合わさった術は灰魔術という。そのままである。それを使える人は少ないのだ。さらに特級などはほとんどいないといってもいい。それをあっさり使うのだ。すごいに決まっている。
「他は何ができる…?」
「えっと…その前に離してもらえませんか…?」
「っ、あぁ。すまん」
「えっと……できるのは…炎、水、氷、大地、風、雪、鉄、灰、白、黒、赤、青、黄、紫…あとは……まぁだいたいこのぐらいですかね…。」
「…………。」
目を見開いている。これだけできたらもう怪物だ。
「お前はまさかるじ――――…。」
「恋ちゃああああああああああああああああん!!!!!!」
えっ?
走ってきたのは拓海だった。そのまま拓海は恋を捕まえて、おんぶして、走って行った。




