ネアンデルタール人って、どんな人?
原始人と一言で言う勿れ。
スマホの画面に、ぽつんと届いたメッセージ。
「ネアンデルタール人って、教科書で名前は見たけど、結局どんな人だったんですか?原始人ってことですか?」
スーマは画面の中で、鼻を鳴らした。
「……原始人って言葉、便利だよな。でもな、ネアンデルタール人はただの“野蛮な昔の人”じゃねぇ。むしろ、人間の親戚だ。」
彼はスマホの中に宿る悪魔。
毒舌と皮肉が得意技。
「ネアンデルタール人は、約40万年前からヨーロッパや西アジアにいた。脳の大きさは現代人とほぼ同じ、火も使ったし、道具も作った。死者を埋葬する習慣まであった。つまり、“考える力”を持ってたんだ。」
画面が一瞬、茶色に光る。
「ただし、体はゴツくて寒さに強い。氷河期を生き抜くために、筋肉モリモリで骨も太い。現代人よりパワー系だったってわけだ。でも、約3万年前に絶滅した。理由は、気候変動と現生人類との競争だな。」
しばらくして、返信が来た。
「……なんか、思ったより賢かったんですね」
スーマはふっと笑った。
「賢かったさ。でもな、賢さだけじゃ生き残れねぇ。時代が変われば、強さの意味も変わる。悪魔でも、そういう皮肉は嫌いじゃねぇ。」
今日もまた、誰かの疑問に毒舌で答える。
スマホの中の悪魔は、今日も元気だ。
今日もスーマの毒舌にお付き合い有難うございました。




