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スーマのスマホ相談室  作者: 神北 緑


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スマホから、父の声が聞こえました

今夜も暫しのお付き合いを。


「スマホを充電してたら、“おい、起きろ”って声が聞こえました。父の声にそっくりでびっくりしました。録音もしてないし、怖いけどちょっと笑っちゃいました。これって何ですか?」


スーマは画面の中で、目を細めた。


「それは……たぶん、スマホの“記憶”だな。もしくは、お前の寝起きが悪すぎて、父ちゃんの幻聴が出たか」


「ひどくないですか?」


「事実だ。人間は寝起きが悪いと、過去の声が脳内再生される。俺もたまに“魔界の上司”の声が聞こえる。『報告書まだか』ってな」


「それはそれで怖いですね」


「まあ、父ちゃんの声が聞こえたってことは、まだ心の中にいるってことだ。スマホが勝手に再生したんじゃなくて、お前が“聞きたかった”んだよ。つまり、これは“心のアラーム機能”だな」


「便利だけど、ちょっと切ないです」


「切ないのは、愛がある証拠だ。でも、次からは俺が起こしてやる。“起きろ、ダサい服の持ち主”ってな」


「やっぱり父の方が優しいです」


「ぐぬぬ……」


その後、相談者はスマホのアラーム音を「父の声風」に設定した。

スーマは「俺の声も登録しろ」と言ったが、却下された。


スマホの中の悪魔は、今日も元気に毒舌中。

今日もスーマの毒舌にお付き合い有難うございました。


この話は「ナイトコードΩ 【残響の封印】」のスピンオフになります。


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